道の駅むかわ四季の館は、温泉・ホテル・図書館・スポーツプラザ・イベントホールが一つになった複合施設です。この便で紹介するなかで唯一、天然温泉を併設している道の駅でもあります。朝8時から夜22時まで開いているので、早朝の立ち寄りから、湯に浸かってそのまま泊まる使い方まで、旅の時間に幅広く寄り添ってくれます。
天然温泉を併設する、ししゃもの町・むかわの道の駅です。塩化物強塩泉の湯とホテル、図書館などを備えた複合施設で、鵡川のししゃも料理も味わえます。
基本情報
| 所在地 | 北海道勇払郡むかわ町美幸3丁目3-1 |
|---|---|
| 標高 | 8m |
| 面する道路 | 国道235号 |
| 営業時間 | 道の駅8:00〜22:00/温泉10:00〜22:00/売店8:00〜21:00 |
| 定休日 | 通年営業(年2回メンテナンス休館あり) |
| 駐車場 | 大型3台・普通車200台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV急速充電 | なし |
| 温泉 | 併設あり:むかわ温泉四季の湯(ナトリウム–塩化物強塩泉) |
| 電話 | 0145-42-4171 |
| 公式サイト | 北の道の駅(公式) |
アクセスと立地
胆振地方の東部、鵡川(むかわ)の河口近くに広がるむかわ町の中心部にあります。国道235号沿いで、苫小牧と日高地方を結ぶルート上に位置し、日高・襟裳方面へ向かうドライブの拠点として便利です。駐車場は普通車200台と広く、温泉と宿泊機能を備えるため、車中泊の前後に湯を使いたい旅人にも心強い立地です。
直売所・グルメ
むかわといえば、ししゃもです。鵡川は本物のシシャモ(本ししゃも)が獲れる数少ない土地で、秋には天日干しのすだれが町の風物詩になります。館内のお食事処「たんぽぽ」では、そのししゃもを使った料理をはじめ、季節限定のメニューが味わえます。天日で干したししゃもは、焼くと身がふっくらとして卵の食感も楽しめ、本場ならではの味わいです。隣接する特産物直売所「ぽぽんた市場」には、毎朝地元の農家が運ぶ朝採り野菜が並び、鵡川の海の幸とあわせて、むかわの実りが一堂に会します。旬の時期には、ししゃもの加工品を土産に選ぶこともできます。
周辺スポット
むかわ町は、恐竜のまちとしても全国に名を知られています。町内で全身骨格が発見された草食恐竜「むかわ竜」は、2019年に新属新種と認められ「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名されました。国内で見つかった恐竜の全身骨格としては最大級で、日本の恐竜研究を大きく前進させた発見です。町内の穂別地区には、その化石や、太古の海に生きたクビナガリュウなどの古生物を展示する博物館があり、化石発掘の歴史に触れられます。
むかわ町は、2006年に鵡川町と穂別町が合併して生まれました。海に面した鵡川地区はししゃもと農産、内陸の穂別地区は恐竜化石とメロンで知られ、海の幸から山の恵みまで幅広い顔を持ちます。四季の館は、その中心で町の暮らしを支える複合施設として、図書館やスポーツプラザ、イベントホールも備えています。
海沿いには鵡川の河口や砂浜が広がり、シシャモ漁の季節には港がにぎわいます。本ししゃもは全国でも鵡川など限られた海域でしか獲れない貴重な魚で、9月から11月ごろが旬です。日高本線沿いののどかな風景も、ドライブの目を楽しませてくれます。
最寄りの温泉
温泉は、館内のむかわ温泉四季の湯で楽しめます。泉質はナトリウム–塩化物強塩泉で、塩分を多く含むため体がよく温まると評判です。内湯と露天のほか薬湯も備え、旅の疲れをじっくりほぐせます。夜22時まで営業しているので、一日の観光を終えてからゆっくり浸かれるのが、温泉併設の道の駅ならではの利点です。同じ建物にホテルもあるため、湯上がりにそのまま泊まることもできます。
日高地方は、太平洋沿いに競走馬の牧場が続くことで知られ、襟裳岬へと向かう長い海沿いのドライブの入り口にあたります。その手前で、温泉と宿、食事をひとところで整えられるむかわ四季の館は、長距離を走る旅人にとって心強い補給地点になります。翌日の行程に備えて英気を養うにも、うってつけの立地です。
まとめ
むかわ四季の館は、天然温泉と宿泊機能を併せ持つ、滞在型の道の駅です。温泉に宿、食事処、直売所までが一つ屋根の下に揃うのは、道の駅としても貴重な存在です。ししゃもをはじめとする鵡川の味、恐竜の町という物語、そして塩化物強塩泉の湯。日高方面への玄関口として、体を温めひと晩を過ごす拠点にもなる、懐の深い駅です。
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