鹿部の地名は、アイヌ語の「シケルペ(キハダのある所)」に由来すると町は説明しています。噴火湾に面した国道278号沿い、敷地の中で温泉が空高く噴き上がる、北海道でも珍しい道の駅です。
EV充電器があり、駐車場は普通車45台・大型6台。冬(12月1日〜3月19日)は平日の営業が10時から15時までと短くなり、1月から3月中旬は水曜が休みになるので、冬に訪ねるなら時間に余裕を持たせてください。
基本情報
| 所在地 | 北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1 |
|---|---|
| 標高 | 約5m |
| 面する道路 | 国道278号 |
| 営業時間 | 3/20〜11/30 9:00〜17:00/12/1〜3/19 月〜木10:00〜15:00・金〜日祝10:00〜17:00 |
| 定休日 | 1月〜3月19日の水曜、年末年始(12/30〜1/1) |
| 駐車場 | 普通車45台・大型6台 |
| RVパーク | 併設なし |
| EV充電 | あり |
| 温泉 | 足湯・温泉蒸しのみ(入浴施設なし)/最寄り:吉の湯(約0.4km)、鹿の湯(約0.5km) |
| 電話 | 01372-7-5655 |
| 公式サイト | 鹿部町公式 |
アクセスと立地
函館市街から車で約1時間。間歇泉公園そのものは1999年からあり、2015年に道の駅として登録されました。噴火湾沿いの鹿部の町なかにあり、敷地の奥の「眺望の館」からは駒ヶ岳と内浦湾が見渡せます。
人気のわりに駐車場は広くないので、休日の昼前後は満車になりがちです。平日の午前中がいちばん落ち着いています。
間歇泉と足湯・蒸し釜
大正13年(1924年)ごろに見つかった間歇泉で、約10分おきに約100℃の湯が15m以上の高さまで噴き上がります。地下26mの地点では113℃に達する熱い湯で、2018年には北海道遺産に選ばれました。噴き出す様子は、湯を引いた足湯に浸かりながら正面で眺められます。足湯は熱めです。
入園料は足湯込みで大人300円・小中学生200円でしたが、2026年4月に料金改定の告知が出ているため、最新の額は現地で確認してください。温泉の蒸気を使う蒸し釜は無料で、物産館で食材を買うと耐熱手袋と手順書を貸してもらえます。蒸し時間の目安はホタテ7分、卵8〜12分。釜を使えるのは大人だけです。
直売所・グルメ
鹿部は、スケトウダラの卵から作る「鹿部たらこ」の町です。食堂「浜のかあさん食堂」(11:00〜14:00)の看板は「プレミアムたらこ御膳」で、売り切れると早めに閉まります。2024年5月にはたらこバターなどを挟んだ「しかべ焼き」の店も加わりました。
物産館には、たらこのほか白口浜真昆布や昆布しょうゆ、昆布だしが並びます。スケトウダラを使った「すけそバーガー」もここで食べられます。
車中泊メモ
駐車場は平らで、夜に使えるトイレは建物の端にあります。休日の昼は観光客で埋まりますが、夕方以降は落ち着きます。
セブン-イレブン鹿部町店(24時間営業)までは約0.6km、セイコーマート鹿部店までは約1.7km、ENEOSのスタンドまでは約0.9km。大きなスーパーは近くにないので、食料をまとめて買うなら森町か函館方面で済ませておきましょう。
周辺スポット
町の鹿部公園は広さ4.8ヘクタール、約300本の桜が咲く公園で、川遊びやアスレチック、無料のバーベキュー炉(10か所)があります。夜のテント泊はできず、冬はトイレが閉鎖されます。敷地内にも、地下通路「洞窟の道」や体験・研修棟があり、間歇泉の待ち時間に一回りできます。北西にそびえる駒ヶ岳は、ここから大沼へ抜ける道の途中で、角度を変えて眺められます。
最寄りの温泉
道の駅に入浴施設はありませんが、町なかに歩いて行ける銭湯規模の温泉が2軒あります。どちらも泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。約0.5km先の「鹿の湯」は1912年創業で源泉かけ流し。午後から夜にかけての営業(13時ごろ〜19時半ごろ)で、大人550円、不定休です。
約0.4km先の「吉の湯」は加水した湯で、大人500円、昼過ぎから19時ごろまで。どちらも営業時間が短めなので、夕方早めに行くのが確実です。なお、以前あった「亀の湯」はすでに廃業しています。
まとめ
10分待てば必ず噴き上がる、というわかりやすさがいいところです。足湯で次の噴出を待ちながら、たらこの昼ごはんを何にするか考える。そんな過ごし方が似合う道の駅です。