土佐和紙の産地いの町で、手すきの和紙づくりと、昔ながらの機ではた織りを体験できる道の駅です。愛称は「くらうど(QRAUD)」。紙すきは、はがきなら無地で500円、1〜9人なら予約なしで受け付けています。
直販所「山と川」は地元の野菜や惣菜を扱い、食堂では手打ちうどんが食べられます。食堂とは別のレストランは昼が11時〜14時30分、夜は18時〜20時の予約制で、高知の野菜を使った創作フレンチを出します。
基本情報
| 所在地 | 高知県吾川郡いの町鹿敷1226 |
|---|---|
| 標高 | 32.7m |
| 面する道路 | 国道194号 |
| 営業時間 | 直販所「山と川」9:00〜16:30、手すき・はた織り体験 9:00〜17:00、クアハウス 11:00〜20:00(受付19:30まで) |
| 定休日 | 水曜(8月は無休)、年末年始 |
| 駐車場 | 普通車70台・大型車3台・身障者用1台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器1基(CHAdeMO 50kW・24時間) |
| 温泉 | 併設なし(クアハウスは薬草の湯)/最寄り=亀の井ホテル 高知 約7.7km(ナトリウム-塩化物泉) |
| 電話 | 088-892-1001 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(土佐和紙工芸村) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
高知自動車道の伊野ICから、国道33号と194号を通って約12km、20分ほど。仁淀川が大きく曲がる東側の岸にあります。道の駅への登録は1996年4月。JR伊野駅からは県交北部交通のバスで16分、岩村で降りればすぐです。
紙すきとはた織り
紙すきは、はがきのほか、季節の花をすき込んだはがき(800円・約60分)やうちわ(1,200円から)も作れます。はた織りは川を見下ろす古民家で、1人1,500円の予約制、60分ほどかかります。
いの町の紙づくりは、地元で育つ楮と川の澄んだ水に支えられてきました。売店では、世界でいちばん薄い紙といわれる土佐典具帖紙の品も扱っています。
くらうどの湯と宿
敷地内の入浴施設「クアハウス」の湯は温泉ではなく、川の伏流水を薪で沸かし、数種類の薬草をブレンドしたものです。露天風呂とサウナがあり、大人700円、小人500円です。
敷地にはホテルもあり、客室は12室。築100年を超える蔵を使った「ギャラリーぼたにか」では、ボタニカルアートを展示しています(10時〜16時)。レンタサイクルは1日1,000円で、目の前の川では専任のインストラクターがつくカヌーや、約5kmを下るラフティングもできます。
車中泊メモ
駐車場は横に長く、全体にほぼ平らです。ゴミ箱は屋外のトイレのそばにあります。コンビニのフレッシュマートキシモトまでは約4km、スーパーのサニーマート伊野店までは約8km。水曜は8月を除いて多くの施設が休むので、着く日の曜日に気をつけたいところです。
EVの急速充電器は24時間使え、1回30分までです。
周辺スポット
道の駅の対岸、川の蛇行の先にかかる名越屋沈下橋は、長さ約191m、幅約3m。仁淀川の本流にある6つの沈下橋のうち、いちばん長く、いちばん下流にあります。橋のたもとに駐車場はなく、手前に急カーブがあるので、車で渡るなら慎重に。
約7.6km先のいの町紙の博物館は、土佐和紙伝統産業会館の中にあります。大人500円、9時〜17時で月曜休み(祝日の場合は翌日)。ここでも400円で紙すきができ、色紙2枚とはがき8枚を作れます。2026年は9月19日〜11月15日に、第13回高知国際版画トリエンナーレ展が開かれています。
最寄りの温泉
国道を下って約7.7km、伊野の町なかにある亀の井ホテル 高知(旧かんぽの宿伊野)が、いちばん近い天然温泉です。泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・低温泉)。
日帰り入浴は13時〜21時(受付20時まで)で、12歳以上900円、6〜11歳700円です。
国道194号を北へ約22.1km上った吾北には、吾北むささび温泉があります。鉄分を多く含む含鉄ナトリウム塩化物泉で、湯は赤みがかったあかね色。川を見下ろす湯船と小さなサウナがあり、大人800円、11時〜21時(受付20時まで)、木曜休みです。
まとめ
午前中に紙をすいて、乾くのを待つあいだに川辺を歩き、夕方は薬草の湯であたたまる。すぐそばを流れる川の音を聞きながら、手を動かして過ごす一日になります。