総ひのき造りの「こおろぎ橋」まで、駐車場から歩いて1分。山中温泉の渓谷、鶴仙渓の入口に車を置ける道の駅です。山中温泉のお湯を引く「ゆーゆー館」と売り場はいま休んでいて、開いているのは駐車場です。
閉じた物産館の北側には、昔の北陸鉄道の電車「しらさぎ号」が残っています。急速充電器(CHAdeMO 50kW)は1回45分まで、1kWhあたり110円です。
基本情報
| 所在地 | 石川県加賀市山中温泉こおろぎ町イ19 |
|---|---|
| 標高 | 70m |
| 面する道路 | 国道364号 |
| 営業時間 | 休業中 |
| 定休日 | — |
| 駐車場 | 普通車91台(身障者用1台を含む) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)・24時間 |
| 温泉 | 併設のゆーゆー館は休業中/最寄り=総湯 菊の湯(約1.1km・単純温泉) |
| 電話 | 0761-78-5620 |
| 公式サイト | 全国「道の駅」連絡会(山中温泉 ゆけむり健康村) |
- 2023年4月1日から、物産館、温泉とプールのゆーゆー館、すこやかホール、テニスコートが休業しています。駐車場には入れます。
- 加賀市は2025年に施設を使う事業者を募り直しましたが、応募はありませんでした。再開の予定は出ていません。
2026年11月時点の情報です。
アクセスと立地
山中温泉のこおろぎ町にあり、国道364号に面しています。北陸道の加賀ICからは約12.4kmです。
北の小松市の道の駅 こまつ木場潟へは約19.8km、県境を越えて福井県あわら市の道の駅 蓮如の里あわらへは約16.5kmです。
閉じたゆーゆー館と、残る「しらさぎ号」
ゆーゆー館は1990年12月に開いた市の健康施設で、山中温泉のお湯を引いた大浴場と岩風呂の露天、2階の家族風呂、25mのプールとスライダー付きの幼児用プール、ジムや体育館、全天候型のテニスコートまでそろっていました。温泉だけなら大人580円で入れました。いまは手入れが止まり、建物の荒れた様子が目立ちます。
電車は旧北陸鉄道加南線の車両です。休業の前の2023年1月に市が受け取った施設の再生の提案書には、この車両を使う列車カフェの案もありました。
加賀市は、施設を残す場合も、土地と建物は市が持ち、維持の費用は施設の売り上げでまかなう考えです。管理や運営の費用は、原則として市から出さないとしています。市が地元から集めた意見では、使われない建物の傷みを気にする人が多くいます。
お茶とスイーツは渓谷の川床で
物産館も食事処も閉まっているので、道の駅の中では食べることも買うこともできません。食事をするなら温泉街へ下ってください。
4月から11月は、鶴仙渓(かくせんけい)の「あやとりはし」のたもと、不動滝のそばに川床が出ます。加賀棒茶の付く席料が大人700円、料理人の道場六三郎さんが手がけたスイーツ(冷製抹茶しるこか川床ロール)とのセットが1,000円です。席の予約は受け付けていないので、空いた席に座ります。雨や増水の日は休みます。
車中泊メモ
駐車場は普通車91台分あり、施設が休んでいるいまも車は入れます。ただし、夜に停めてよいかどうかは、道の駅からも市からも示されていません。夜を過ごすなら、営業している蓮如の里あわら(約16.5km)か、こまつ木場潟(約19.8km)へ移るのが確かです。買い物は、約1.1kmのファミリーマート山中店が24時間開いています。
周辺スポット:こおろぎ橋、あやとりはし、山中座
こおろぎ橋は、崖の道が危なかったので「行路危(こうろぎ)」と呼ばれたという説と、秋に鳴くこおろぎからという説が伝わる橋で、いまの橋は2019年10月にかけ替えられた4代目です。ここから下流の黒谷橋まで、約1.3kmの遊歩道が川沿いに続きます。
途中のあやとりはしは、長さ94.7m、S字に曲がった歩行者専用の橋です。いけばな草月流の三代目家元が「鶴仙渓をいける」をテーマにデザインし、両岸を手に見立てて、あやとりをするような形にしました。毎晩ライトアップされます。
温泉街の山中座では、土日祝に「山中節四季の舞」が上演されます。開館は8時30分から22時(冬は20時)です。
最寄りの温泉
温泉街の中心へ約1.1km下ると、山中温泉の総湯(温泉街の共同浴場)、総湯 菊の湯があります。ゆーゆー館が休んでいるいま、ここがいちばん近い温泉です。源泉は菊の湯の真下にあり、泉質は単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)。かけ流しと循環ろ過を合わせて使っています。大人500円で、7時から22時まで開き、第2・第4火曜が休みです。
菊の湯が休む第2・第4火曜は、約6.6km北の山代温泉 総湯へ。大人500円、6時から22時まで開いています(第4水曜は正午から)。
まとめ
いまのゆけむり健康村は、店も温泉も閉じたまま、渓谷の遊歩道を歩くための駐車場として使われています。4月から11月は川床が出るので、こおろぎ橋から黒谷橋へ下る途中で加賀棒茶を一杯飲み、帰りに菊の湯へ寄る、という回り方ができる道の駅です。