巡礼の旅を終える西国(さいごく)三十三所の33番、満願の寺・谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)まで約3km。山あいの道の駅の物産館には、地元の山でとれた鹿のジビエや原木しいたけが並びます。
手ぶらで行けるコースと食材を持ちこむコースを選べる「里山BBQ」があり、隣の緑地公園にはBBQテラスや遊歩道、日本庭園があります。BBQは12月から2月まで休みです。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲名礼(たにぐみなれ)1766-27 |
|---|---|
| 標高 | 121m |
| 面する道路 | 県道40号(山東本巣線) |
| 営業時間 | 9:00〜16:30(レストランは11:00〜15:00) |
| 定休日 | 火曜(冬は変わることあり。情報交流館は無休) |
| 駐車場 | 30台(無料)、ほかに砂利の駐車場 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=根尾川谷汲温泉(約4.8km・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉) |
| 電話 | 0585-56-3750 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(夢さんさん谷汲) |
2026年10月時点の情報です。
谷汲山華厳寺
華厳寺は天台宗の寺で、平安時代の初めの798年に開かれたと伝わります。本尊は秘仏の十一面観音。寺のある谷あいから油が湧き出し、灯明の油に困らなかったことから「谷汲山」の山号が付いたと伝えられています。岐阜県でただ一つの西国三十三所の札所です。
明治12年(1879年)に建て直された本堂のほか、満願堂などの堂が建ち並び、木造の毘沙門天立像は平安時代の作で国の重要文化財です。
参拝は無料で、8時から17時まで。町営の谷汲観光駐車場は約700台あり、日曜・祝日と正月・桜・紅葉の時期は普通車500円、それ以外の日は無料です。4月には参道に竹灯籠をともす「谷汲山門前さくら灯籠」が行われます。大みそかの夜から元日の明け方にかけては、初詣のために夜通し開かれます。
アクセスと車中泊メモ
国道157号から県道40号に入り、谷汲の交差点で西へ折れて2.5km。東海環状道の本巣ICから約13km、大野神戸ICから約15kmで、2025年にこの2つのICの間がつながり、名神高速からも東海環状道で来やすくなりました。
区画がいっぱいのときは、隣の砂利の駐車場にも止められます。谷汲の町にコンビニはなく、近いのは約9km南の本巣市にあるファミリーマート本巣木知原店。ガソリンスタンドの谷汲SS(約3km)は、平日は19時30分まで開いています。
急速充電器は会員登録なしで、クレジットカードやQRコード決済で使え、1回45分までです。西の山あいへ約16km走れば道の駅 星のふる里ふじはし、南へ約15kmで道の駅 パレットピアおおのです。
谷汲食堂と物産館
谷汲食堂の品書きは、中華そば、飛騨牛の牛すじカレーうどん、五平餅、鹿ハンバーグ定食など。物産館には鹿のスライス肉やハンバーグ、コロッケ、ジャーキー、ペット用のフリーズドライのジビエまで並びます。
産直の棚には柿や山菜が季節ごとに入り、5月から7月はアスパラガスも出ます。地元のしいたけで作る「椎茸みそ和え」も人気の品です。
周辺スポット
華厳寺の参道の入口には、2001年に廃止された名鉄谷汲線の終点、旧谷汲駅の駅舎が残っています。1928年製のモ750形755号と1926年製のモ510形514号の2両が保存され、無料の駐車場(15台)があります。駅舎の隣には谷汲昆虫館が建っています。
かつては年に100万人を超える人が訪れた門前町で、2006年には参道の店主約50軒が集まって町並みづくりの会をつくり、竹灯籠の催しなどを続けています。
谷汲踊(たにぐみおどり)は、岐阜県の重要無形民俗文化財の第1号に指定された踊りで、11月の谷汲もみじまつりなどで奉納されます。
最寄りの温泉
北へ約4.8kmの根尾川谷汲温泉は、23.2℃の冷たい鉱泉を源泉に使う日帰り温泉です。内湯と岩風呂の露天、サウナ、水風呂があり、駐車場は100台。道の駅と同じく火曜が休みです。
南へ下れば、大野町のおおの温泉(約12km)や、池田町の天然温泉 湯元 湯華の郷(約16km)があります。