朝7時56分、第22番平等寺。夕方16時58分、第27番神峯寺。
阿波の最後の2ヶ寺を朝のうちに打ち終え、国道55号で県境を越えて、昼からは土佐の最初の4ヶ寺へ。徳島と高知、2つの国の札所を1日で回った日です。そしてこの日が、6月20日から4日かけて回ってきた旅の、札所をめぐる最後の日になりました。当時のタイムラインは残っていませんが、写真の撮影時刻を並べると、その日の流れはほぼたどれました。
室戸岬は、若き日の空海が修行した場所。そして1日の最後、この旅の最後の札所で待っていたのが、歩き遍路に「真っ縦(まったて)」と呼ばれてきた神峯寺の坂でした。
はじめに:阿波から土佐へ、1日で6ヶ寺
22番平等寺と23番薬王寺は徳島県の南部、24番から27番は室戸岬とその西の海沿いに並んでいます。あいだの薬王寺から最御崎寺までは約76km、この日いちばん長い移動です。写真の時刻は次のとおりでした。
| 写真の時刻 | 札所 | ひとこと |
|---|---|---|
| 7:56〜8:33 | 第22番 平等寺 | 白い霊水と奉納された箱車 |
| 9:13〜9:52 | 第23番 薬王寺 | 厄坂と瑜祇塔、阿波の最後 |
| 12:18〜13:07 | 第24番 最御崎寺 | 室戸岬の山上。土佐最初の札所 |
| 13:29 | 第25番 津照寺 | 125段の石段と港の眺め |
| 14:42 | 第26番 金剛頂寺 | 室戸の「西寺」 |
| 16:58〜17:01 | 第27番 神峯寺 | 「真っ縦」の先、この旅の最後の札所 |
午前は阿波の2ヶ寺と県境越え、午後は土佐の4ヶ寺。最後の神峯寺は、お参りと納経を済ませ、帰り際に撮った写真が16時58分。この神峯寺が、6月の旅の最後の札所です。
各札所の写真のうち「御朱印」と添えたものは納経帳にいただいた御朱印、「御影(おみえ)」と添えたものは御朱印と一緒にいただく、本尊の姿を刷ったお札です。
この日の話の筋は、若き日の空海です。空海はのちに『三教指帰(さんごうしいき)』で、阿波の大滝嶽(前の日に上った太龍寺の山)と土佐の室戸崎で修行したことを書き残しています。この日はその室戸崎へ。24番最御崎寺のそばには、「空海」の名の由来になったと伝わる洞窟があり、26番金剛頂寺は、その空海が毎日行き来して修行したと伝わる岬の上です。室戸岬をはさんだ「東寺」と「西寺」で、室戸の空海をたどる午後になりました。
走行距離: 約140km(22番平等寺から27番神峯寺まで)
所要時間: 1日(7:56〜17:01)
情報確認: 2026年9月(拝観料・駐車場などは変わることがあります)
7:56 第22番札所 平等寺(びょうどうじ)
前の晩は、太龍寺ロープウェイのふもと、道の駅鷲の里で車中泊。そこからクルマで30分ほどです。写真は7時56分から8時33分まで。山の札所が続いた前の日とは違う、平地の静かな朝の寺です。8時19分から20分の4枚は、本堂の中を写したものです。








乳のように白い水が湧いた井戸
弘法大師がこの地で井戸を掘ると、乳のように白い水が湧き出したと伝わります。山号の「白水山(はくすいざん)」はここから。大師はその水で身を清めて百日の修法を行い、薬師如来を刻んで本尊にしました。あらゆる人の病を平等に癒やすという願いから、寺の名前は「平等寺」です。
男厄除坂の左下には、今も「弘法の霊水」が湧いていて、万病に効く水として知られています。
本堂に納められた3台の箱車
本堂には、足の不自由な人が乗って移動した箱型の車「箱車」が3台奉納されています。医者に見放された足の不自由な人が箱車で巡礼を始め、この寺で歩けるようになった。そのお礼に納められたものです。
基本情報
- 山号: 白水山
- 宗派: 高野山真言宗
- 本尊: 薬師如来
- 真言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
- 御詠歌: 平等に へだてのなきと 聞く時は あらたのもしき 仏とぞみる
- 所在地: 徳島県阿南市新野町秋山177
- 電話: 0884-36-3522
- 宿坊: あり(要予約)
- 公式ホームページ: https://www.byodoji.jp/
アクセス・駐車場
- 駐車場: 無料(普通車30台、マイクロバス・大型5台・7時〜17時)
- 前札所から: 21番太龍寺(道の駅鷲の里)からクルマで約30分
- 次札所まで: 23番薬王寺まで約20km、クルマで約30分
9:13 第23番札所 薬王寺(やくおうじ)
海沿いの日和佐の町へ下りて、阿波の最後の札所に着きました。写真は9時13分と9時52分。3日前の朝、霊山寺で遍路用品を揃えて始めた徳島の23ヶ寺が、ここでそろいます。



厄坂を一段ずつ
薬王寺は厄除けの寺として知られています。山門から本堂へ上る石段は「厄坂」で、女厄坂が33段、男厄坂が42段、その先の還暦厄坂が61段。お賽銭を置きながら上ると厄が落ちるとされ、一段ずつ一円玉を置いて上っていく人の姿も見られます。
町を見下ろす朱色の瑜祇塔
境内のいちばん高いところに立つのが、高さ29mの瑜祇塔(ゆぎとう)。珍しい形の朱色の塔で、下からもよく目立ちます。塔の建つ高台からは、日和佐の町並みと海が見渡せます。
その海の近く、日和佐の大浜海岸は、アカウミガメが産卵に上がってくる浜です。時期は5月中旬から8月中旬。6月に回るなら、ちょうどその季節です。
基本情報
- 山号: 医王山
- 宗派: 高野山真言宗
- 本尊: 厄除薬師如来
- 真言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
- 御詠歌: 皆人の 病みぬる年の 薬王寺 瑠璃の薬を あたえましませ
- 所在地: 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1
- 電話: 0884-77-0023
- 宿坊: あり(予約専用電話 0884-77-1138)
- 公式ホームページ: https://yakuouji.net/
アクセス・駐車場
- 駐車場: 無料(普通車350台、大型バス10台・7時〜17時)
- 前札所から: 22番平等寺から約20km、クルマで約30分
- 次札所まで: 24番最御崎寺(室戸岬)まで約76km、クルマで約2時間。国道55号を南下します
- 近隣観光: 大浜海岸(ウミガメの産卵地)・日和佐うみがめ博物館カレッタ
- 近隣道の駅: 日和佐(この日は薬王寺のあとに寄りました)
12:18 第24番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)
薬王寺から国道55号を南へ。道の駅日和佐と宍喰温泉に寄って県境を越え、室戸スカイラインを上った先が土佐最初の札所です。写真は12時18分から13時07分まで、約50分にわたって残っています。この日の6ヶ寺の中で、写真の時刻の幅がいちばん広い札所です。



空海が「明星」を口に受けた岬
延暦11年(792年)ごろ、19歳の空海はこの岬の洞窟にこもり、「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」の修行に打ち込みました。虚空蔵菩薩の真言を100日で100万遍唱える行です。その中で明星(金星)が口に飛び込んだ、と空海自身がのちに『三教指帰(さんごうしいき)』に書き残しています。
寺は大同2年(807年)、唐から戻った空海が再びこの地を訪れ、虚空蔵菩薩を刻んで開いたと伝えられます。正式名は「室戸山 明星院 最御崎寺」。26番金剛頂寺の「西寺」に対して「東寺」とも呼ばれ、納経帳の寺名も「東寺」と記されます。明治5年(1872年)までは女人禁制の寺でした。


石でたたくと鐘の音がする「鐘石」
仁王門を入ったあたりにあるのが「鐘石」。くぼみに置かれた小石で岩をたたくと、鐘のような金属音が響きます。空海の七不思議のひとつとされ、たたく人が多いのか、岩の上には石の形のくぼみができています。
境内には本堂・大師堂のほか、多宝塔や鐘楼も。本尊の虚空蔵菩薩は、四国霊場では12番焼山寺・21番太龍寺とここの3ヶ寺だけです。霊宝殿の国の重要文化財の仏像3体は、例年11月初めの「室戸岬灯台まつり」のときに公開されます。
寺の奥には室戸岬灯台が立っています。直径2.6mという日本最大級のレンズを持つ白い灯台で、寺とあわせて見て回れる距離です。

空と海しか見えない洞窟「御厨人窟」
岬の東側、国道55号沿いには、空海が修行したと伝わる2つの洞窟が並んでいます。向かって左の御厨人窟(みくろど)が住まい、右の神明窟(しんめいくつ)が修行の場とされ、2つあわせて御蔵洞(みくらど)とも呼ばれます。洞窟から外に見えるのは空と海だけ。「空海」の名はこの景色から、という言い伝えがあります。洞窟に響く波の音は、「日本の音風景100選」に選ばれています。
この日は御厨人窟にも寄っています。洞窟の奥から入り口のほうを見ると、見えるのは空と海だけでした。
落石のため長く立ち入り禁止でしたが、今は入り口に保護ネットの仮設通路ができ、ヘルメットをかぶって中に入れます。入洞は8時〜17時(12月・1月は16時30分まで)、悪天候の日は入れないことがあります。駐車スペースは5台ほどです。
基本情報
- 山号: 室戸山
- 宗派: 真言宗豊山派
- 本尊: 虚空蔵菩薩
- 真言: のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか
- 御詠歌: 明星の 出でぬる方の 東寺 暗き迷いは などかあらまし
- 所在地: 高知県室戸市室戸岬町4058-1
- 電話: 0887-23-0024
- 宿坊: あり
アクセス・駐車場
- 駐車場: 無料(普通車37台)。室戸スカイライン(無料)を上った先。駐車場から仁王門へは坂を少し上ります
- 前札所から: 23番薬王寺(徳島県)から約75km、車で約2時間、徒歩約20時間
- 次札所まで: 25番津照寺まで約7km、車で約15分、徒歩約1時間40分
- 近隣観光: 御厨人窟・神明窟・室戸岬灯台・室戸世界ジオパークセンター
- 道中の道の駅: 宍喰温泉(徳島県、県境の手前)
13:29 第25番札所 津照寺(しんしょうじ)
岬を下りて、港町の室津へ。最御崎寺の最後の写真から22分後です。ここは、山門から見上げる石段が主役の寺でした。


125段の石段の途中に、竜宮城のような門
地元では「津寺(つでら)」と呼ばれる寺です。本堂は港を見下ろす小山の上にあり、山門から125段の急な石段が続きます。真ん中の手すりを頼りに上っていくと、途中に竜宮城を思わせる鐘楼門。上りきった本堂の前からは、室津港と太平洋、その先の行当岬まで見渡せます。岬の緑の中に見えるのが、次に向かう26番金剛頂寺です。
藩主の船を港へ導いた「楫取地蔵」
本尊の延命地蔵菩薩は「楫取地蔵(かじとりじぞう)」とも呼ばれます。慶長7年(1602年)、土佐藩初代藩主・山内一豊の船が室戸沖で嵐に遭ったとき、どこからか現れた大きな僧が楫を取り、船は無事に室津の港へ。あとで寺に参ると、本尊の体が濡れていた、という言い伝えです。港町の寺らしく、今も海の安全を願う人の信仰を集めています。
参道の途中からは、命がけで室津港の改修を成し遂げた土佐藩士・一木権兵衛を祀る一木神社にも行けます。
基本情報
- 山号: 宝珠山
- 宗派: 真言宗豊山派
- 本尊: 延命地蔵菩薩(楫取地蔵)
- 真言: おん かかかび さんまえい そわか
- 御詠歌: 法の舟 入るか出づるか この津寺 迷う我が身を 乗せてたまえや
- 所在地: 高知県室戸市室津2652-イ
- 電話: 0887-23-0025
- 宿坊: なし
アクセス・駐車場
- 駐車場: 無料(港の広場を利用。クルマで境内には入れません)。本堂まで石段125段
港町の細い道を通るので、対向車に注意 - 前札所から: 24番最御崎寺から約7km、車で約15分、徒歩約1時間40分
- 次札所まで: 26番金剛頂寺まで約4km、車で約15分、徒歩約1時間
- 近隣観光: 一木神社
14:42 第26番札所 金剛頂寺(こんごうちょうじ)
津照寺から約4km。クルマなら15分ほどですが、写真の間隔は1時間13分あいていました。昼どきの時間帯です。



「東寺」と対になる室戸の「西寺」
土佐湾に突き出た行当岬(ぎょうどうみさき)の上、椎の原生林に囲まれた境内です。24番最御崎寺の「東寺」に対して「西寺」と呼ばれ、御朱印にも「西寺」と押されます。
若き日の空海は、この岬と4kmほど離れた不動堂のあいだを毎日行き来して修行したと伝えられ、「行当」の地名はその名残ともいわれます。室戸岬の洞窟で始まった空海の話が、ここで西側の岬につながります。
米が一万倍に増えた釜と、クジラの供養塔
境内には、空海が炊いた米が一万倍に増えて人々を飢えから救ったという「一粒万倍の釜」があります。鯨の供養塔もあり、「クジラ寺」という別名も。捕鯨で栄えた室戸らしい寺です。
境内は、県の天然記念物・ヤッコソウの自生地でもあります。奴さんのような形の小さな植物で、花の時期は秋の終わりから冬にかけてです。
霊宝殿には、空海が旅に携えたとされる「金銅旅壇具」をはじめ、国の重要文化財が数多く収められています(拝観は予約制)。本堂は明治32年(1899年)の火災のあとに再建されたものです。
基本情報
- 山号: 龍頭山
- 宗派: 真言宗豊山派
- 本尊: 薬師如来
- 真言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
- 御詠歌: 往生に 望みをかくる 極楽は 月のかたむく 西寺のそら
- 所在地: 高知県室戸市元乙523
- 電話: 0887-23-0026
- 宿坊: あり
アクセス・駐車場
- 駐車場: 普通車200円(約20台)。国道55号から山道を約2km上ります
- 前札所から: 25番津照寺から約4km、車で約15分、徒歩約1時間
- 次札所まで: 27番神峯寺まで約33km、車で約1時間、徒歩約8時間
- 近隣観光: 吉良川の町並み(国の重要伝統的建造物群保存地区)
- 近隣道の駅: キラメッセ室戸(捕鯨の歴史を伝える「鯨館」を併設)。この日は神峯寺へ向かう途中に寄りました
16:58 第27番札所 神峯寺(こうのみねじ)
金剛頂寺から約33km。クルマなら1時間ほどですが、写真の間隔は2時間16分でした。この間に、国道55号沿いの道の駅キラメッセ室戸と田野駅屋に寄っています。神峯寺の写真は16時58分と17時01分。どちらもお参りと納経を済ませ、帰り際に撮ったものです。納経所の受付は17時まで。その時間の中で、この日の6ヶ寺を回り終えました。
しかも、この旅の最後に上ることになったのは、四国霊場でも指折りの急坂です。



歩き遍路は「真っ縦」、クルマも急で狭い山道
神峯寺は、神峯山の中腹、標高約450mにあります。ふもとから山門までは1km余りの急坂が続き、昔から歩き遍路に「真っ縦(まったて)」と呼ばれてきた難所です。
今は門前近くまでクルマで上がれますが、道は狭く、急な上りが続きます。駐車場から山門へ坂を少し歩き、本堂まではさらに石段。この日、最後に残っていたのが、この上りでした。
石段沿いの庭園と、上りきった先の湧き水
山門から本堂へ続く石段の両側は、手入れの行き届いた日本庭園です。四季の花が咲き、梅の時期にはウグイスの声も聞こえます。鐘楼の裏手には、病気平癒の言い伝えがある湧き水「神峯の水」。石段を上ってきたお遍路さんがのどを潤していく場所です。
寺の始まりは、行基が十一面観音を刻んで本尊としたことと伝えられます。明治の神仏分離で一時廃寺となり、本尊は26番金剛頂寺に預けられていました。午後に回った西寺と、ここでもつながります。
幕末には、三菱財閥を築いた岩崎弥太郎の母が、息子の出世を願ってこの山へ21日間通い続けたという話も残っています。安芸の家から、この坂を毎日です。
基本情報
- 山号: 竹林山
- 宗派: 真言宗豊山派
- 本尊: 十一面観世音菩薩
- 真言: おん まか きゃろにきゃ そわか
- 御詠歌: み仏の 恵みの心 神峯 山も誓いも 高き水音
- 所在地: 高知県安芸郡安田町唐浜2594
- 電話: 0887-38-5495
- 宿坊: なし
アクセス・駐車場
- 駐車場: 有料(普通車約30台)
クルマの難所。ふもとからの山道は狭く急。山門から本堂までは石段 - 前札所から: 26番金剛頂寺から約33km、車で約1時間、徒歩約8時間
- 次札所まで: 28番大日寺まで約40km、車で約1時間、徒歩約10時間
- 近隣観光: 神峯神社(山門の右手前に鳥居があります)
- 近隣道の駅: 田野駅屋(田野町、国道55号沿い)。この日は神峯寺へ上る前に寄りました
まとめ:今もう一度回るなら
7時56分から17時01分まで、6ヶ寺・約140km。朝は阿波の平等寺、夕方は土佐の神峯寺と、1日で県境を越え、6月の旅の札所めぐりはここまでになりました。写真の時刻を並べ直してみると、「次に回るならこうする」という点も見えてきます。
1. 神峯寺を1日の最後にしない
納経所の受付は17時まで。神峯寺へ向かう道は、この区間でいちばん狭く急な山道で、着いてからも石段が残ります。この日は金剛頂寺のあと道の駅を2つ回ったぶん、神峯寺を出たのは17時近くになりました。道の駅は神峯寺のあとに回すか、24〜26番を回った日は室戸で泊まり、翌朝いちばんに神峯寺へ向かう分け方なら、時間を気にせずに上れます。
2. 室戸岬には時間を多めに取る
最御崎寺だけで約50分。御厨人窟・神明窟、室戸岬灯台、室戸世界ジオパークセンターまで回るなら、半日あってもいいくらいです。御厨人窟の入洞は17時まで(12月・1月は16時30分まで)なので、午後の遅い時間は避けたいところです。
3. 泊まるなら東寺か西寺の宿坊も
24番最御崎寺と26番金剛頂寺には宿坊があります。どちらかに泊まれば、1.の「翌朝いちばんに神峯寺」ともつながります。利用できるかどうかは、事前に寺へ問い合わせてください。
4. 旅を区切るなら、27番のあとがちょうどいい
28番から35番までは高知市周辺に集まっていて、クルマなら1日で回れる区間です(2か月後の8月に、実際に1日で回りました)。27番神峯寺で旅をいったん区切っておくと、次の旅は28番から1日で高知市周辺を回る、というきれいな分け方ができます。
車中泊は「石鎚山ハイウェイオアシス」(愛媛県)
神峯寺を打ち終えたあと、この日のうちに高知から愛媛へ移動しました。6月の旅の最後の夜は、愛媛県西条市小松町の石鎚山ハイウェイオアシスで車中泊。松山自動車道の石鎚山サービスエリアとつながった施設で、道の駅小松オアシスもあります。翌朝はここから本州へ渡り、9時13分には広島県福山市の神勝寺に着いています。
この日寄った道の駅
- 日和佐: 23番薬王寺のある日和佐の町の道の駅
- 宍喰温泉: 徳島県のいちばん南。この先は高知県です
- キラメッセ室戸: 26番金剛頂寺から西へ少し走った吉良川にあります。捕鯨の歴史をデジタル展示で伝える「鯨館」を併設
- 田野駅屋: 田野町の国道55号沿い。ここから唐浜へ進み、神峯寺への山道を上ります
おすすめの立ち寄りスポット
- 御厨人窟・神明窟: 24番最御崎寺のそば、国道55号沿い。ヘルメットをかぶって入洞
- 室戸岬灯台: 最御崎寺の奥。日本最大級のレンズを持つ白い灯台
- 室戸世界ジオパークセンター: 室戸の大地の成り立ちを知る施設
- 吉良川の町並み: 26番金剛頂寺の近く。水切り瓦や石垣塀の家並みが残ります
室戸グルメ
- 室戸キンメ丼: 室戸で水揚げされるキンメダイを使ったご当地丼
- 海洋深層水: 室戸岬沖でくみ上げる深層水。飲料や塩などの商品が並びます
6月20日に1番霊山寺から始めたお遍路は、この27番神峯寺でいったん区切りです。翌日の帰り道には、広島県福山市の天心山 神勝寺(しんしょうじ)で坐禅を組み、神勝寺うどんをいただいて、旅を締めくくりました(番外編:帰り道の神勝寺で坐禅)。
お遍路は2か月後の8月、28番大日寺から再開します。次回は高知市周辺の8ヶ寺を1日で回ります。ではまた。
札所マップ
Googleマップで第22番平等寺から第27番神峯寺までのルートを見る
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四国お遍路旅行記 番外編 – 帰り道の天心山 神勝寺で坐禅と洸庭(広島県福山市)
シリーズ一覧: 四国お遍路旅行記
