道の駅の中に入館無料の水族館があり、ウミガメなど10種類を超えるカメが泳いでいます。紀宝町は1988年にウミガメ保護条例をつくり、前の井田(いだ)海岸には毎年5月末から8月、アカウミガメが卵を産みに上がります。
大プールでのエサやりは1日1回、先着順で受け付けていて、土日祝には予約制でカメに触れる体験もあります。
基本情報
| 所在地 | 三重県南牟婁郡紀宝町井田(いだ)568-7 |
|---|---|
| 標高 | 12m |
| 面する道路 | 国道42号 |
| 営業時間 | 物産館 8:30〜18:00、ウミガメ水族館 9:00〜18:00 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | 普通車47台・大型車9台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=天然温泉 高野坂の湯(約9.8km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0735-33-0300(水族館 0735-32-3686) |
| 公式サイト | 中部地方整備局(紀宝町ウミガメ公園) |
2026年10月時点の情報です。
ウミガメ水族館
大プールでいちばん大きいのは、1998年生まれのアオウミガメ「みえちゃん」で、体重は120kg。同じ年に生まれたタイマイの「たいこちゃん」もいます。
淡水のカメやリクガメもいて、ケヅメリクガメは2021年に閉館した志摩マリンランドから譲り受けました。2023年8月には、施設で初めてアオウミガメの子が卵からかえり、数日のうちに20匹になりました。
物産館ときほう食堂
物産館はいま、一年を通して同じ時間の営業です。2階のきほう食堂は8時30分から15時までで、生しらす丼やマグロ丼を出します。雨の日と土日祝の昼どきは、館内が混み合います。
土産の看板は、カメの形をした焼きドーナツ「かめっこ」。味はプレーン、みかん、マイヤーレモンの3つで、月に2,000個ほど売れています。紀宝町と隣の御浜町は、マイヤーレモンの全国の約9割をつくる産地で、レモンのムースもここで買えます。たこ焼きとソフトクリームの店「STANDLUCKY」は、10時から16時(土日祝は17時)までです。
アクセスと車中泊メモ
新宮紀宝道路の紀宝ICからは約4km。2024年12月に、紀宝ICから熊野川を渡る新宮北ICまでがつながり、新宮の町へすぐ出られるようになりました。
公式は、駐車場での車中泊を断っています。夜を過ごすなら、国道を北へ約4kmの道の駅 パーク七里御浜にあるRVパークへ。急速充電器は駐車場の入口を入って右にあり、シャワー室は9時30分から17時まで、1回500円で使えます。
最寄りの温泉
熊野川を渡った新宮の天然温泉 高野坂の湯(約9.8km)は、ホテル・コンソラータの館内にある源泉かけ流しの大浴場で、大人600円、サウナ付きは1,100円。15時から24時(最終受付23時)まで開き、駐車場は30台あります。
熊野川をさかのぼる高田(たかた)の雲取温泉(約20km)は大人500円で、14時から21時まで。那智勝浦の道の駅 なちにある丹敷(にしき)の湯(約19km・単純温泉)は、月曜が休みです。
周辺スポット
熊野三山のひとつ、熊野速玉大社へは約6.6km。門は6時から17時まで開き、無料の駐車場があります。境内の熊野神宝館(9時から16時・500円)は中世の神宝を約1,200点持ち、そのほとんどが国宝です。
約8.1kmの神倉(かみくら)神社は、538段の石段を上った先の巨岩「ゴトビキ岩」を御神体とし、熊野の神が最初に降りた地とされます。火の祭り「お燈(とう)祭り」は毎年2月6日です。
新宮の町なかの浮島の森(約7.7km)は、約5,000㎡の浮島に約130種の植物が茂る国の天然記念物で、1927年に指定されました。入園は大人110円、9時から17時(12月から2月は16時)までです。
ウミガメを守る町
公園は、町のウミガメの保護活動の拠点でもあります。井田海岸を含む七里御浜に打ち上げられたウミガメを調べ、定置網にかかったウミガメにはタグを付けて海へ帰し、産卵の時期には夜の浜を見回ります。5月1日から9月30日までは、自然公園法で七里御浜への車の乗り入れが規制されています。