今回はゴールデンウィークが重なり、2週間の滞在になりました。今までで最長です。畑の発芽確認、ずっと懸案だった井戸ポンプの修理、床工事の完成、エアコン交換、衣類の整理——順番に記録していきます。
瀬戸内海と島を背景に咲く枝垂れ桜
ゴールデンウィーク前半に島に渡りました。島に着くと、枝垂れ桜がちょうど見頃でした。
中段の畑:到着直後の様子
島に着いてまず畑に向かいました。前回植えたジャガイモ・レタス・ニンジンがどうなっているか確認します。


中段の畑・発芽したレタスとニンジンの小さな芽

ジャガイモは、植えた8個から10本の芽が出ていました。1つの種イモから複数の芽が出たものがあったようです。前回まで2回続けて発芽なしだったので、これは素直に嬉しかったです。
レタスは40本植えたうち、生き残っていたのは7本でした。雨任せの環境では葉物野菜には水分が足りなかったようです。水やりができない遠隔地農業の現実です。ニンジンは6本の発芽を確認できました。
雑草が多くて写真では確認しずらいですね。
上段の畑:大根はどうなったか

前回「直播きと知らずにポット苗で移植してしまった」大根の結果です。

15〜16本すべて、元気に育っていました。2週間の滞在中にもみるみる大きくなっていきました。移植でもちゃんと育つものです。股大根になるかどうかはまだわかりませんが、このまま様子を見ていきます。
畑の拡張:さつまいも・ショウガ・キュウリ
今回の2週間で作付け面積を一気に広げました。

上段の畑・さつまいも畝を造成する前の状態

上段の畑・さつまいもなどを植え付けた後の状態
上段にはさつまいもの畝を2本と、山側にショウガの畝を新たに造成しました。島を離れると2週間以上晴れが続く予報だったので、水やりが必要な葉物野菜の追加はリスクが高いと判断しました。さつまいももショウガも、島のホームセンターで苗と種を調達できました。離島でもホームセンターがあるのは助かります。
畝を掘り進めると、根が大量に出てきました。コンテナや段ボール箱に集めると、これだけの量になります。

この根を刈り取った草とともに通路に敷きました。草マルチです。掘り出したものがそのまま土を守る材料になります。


中段の畑では、レタスが抜けた空きスペースに今度は種を直播きで蒔き直しました。もう一つの畝にはキュウリの種を蒔き、密になったジャガイモを2本間引いてキュウリの畝に移植しました。

井戸ポンプ、ついに復活
今回の最大の懸案が井戸ポンプの修理でした。
呼び水プラグが長年の固着でボロボロになっており、前回も前々回も取り外せない状態が続いていました。まず 逆タップ15A(Amazon)で崩れたプラスチックの除去を試みましたが、うまくいきませんでした。

そこで最後の手段として、管用テーパーねじ用タップ(PT1/2-14)でねじを切ることにしました。相手がプラスチックだったこともあり、思いのほかスムーズに削れました。

RG ハイス 管用テーパーねじ用タップ PT1/2-14(Amazon)
新品の呼び水プラグを取り付けて始動すると、井戸水を吸い上げました。ただ、タップとプラグのねじが微妙に規格が合わなかったのか、最初は少し水漏れが残りました。パッキン当たり面を砥石で削り、シールテープを巻いて対処したところ、完全に止まりました。


長年放置していたにもかかわらず、モーターは問題なく動きました。川本ポンプの耐久性には驚かされます。
これで畑への水やりという最大の課題がひとつ解決しました。
床工事完成、エアコン交換、衣類の整理
前回から続いていた床工事が、今回の滞在で完成しました。


今回の工事では断熱材も施工しました。ホルムズ海峡封鎖の影響で断熱材の手配が困難な状況になっており、1ヶ月前に発注していたのでギリギリ間に合った形です。エアコンも古い2台を新品に交換し、畳と古い家具の産廃処理も完了しました。
衣類の整理にも取り掛かりました。


スーツや普段着、季節物まで、何十年分もの衣類が出てきました。残すもの、処分するもの——一枚ずつ判断していく作業は、畑仕事とはまた違う種類の体力を使います。今回でかなり処分が進みましたが、片付けはまだ続きます。
次回に向けて
2週間という長い滞在で、プロジェクトは大きく前進しました。水の問題が解決し、畑の面積も広がり、家の中も少しずつ整ってきています。
さつまいもとショウガの活着具合、キュウリの発芽状況、レタスの直播きの結果——次回の訪問で確認します。次回の日程はまだ未定ですが、「いつ行くか」も遠隔地農業ならではの悩みどころです。
ではまた。
