1993年4月22日、全国で最初の道の駅登録を受けた駅のひとつです。敷地には吉田松陰の足跡を光でたどる松陰記念館があり、入館は無料。見蘭牛のハンバーグを出す食事処と、瓦そばのうどん茶屋も入っています。
直売所「菜々色マルシェ」は日本野菜ソムリエ協会が認めた青果取扱店で、野菜ソムリエプロが店に立っています。
基本情報
| 所在地 | 山口県萩市大字椿字鹿背ヶ坂1258 |
|---|---|
| 標高 | 約93m |
| 面する道路 | 県道32号 萩秋芳線(絵堂ICから約30分) |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(食事処は店ごと) |
| 定休日 | なし(見蘭牛ダイニング玄は火曜) |
| 駐車場 | 計64台(普通車56・大型3・身障者用5) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO 1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=萩本陣/約6.2km・カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉) |
| 電話 | 0838-22-9889 |
| 公式サイト | 道の駅 萩往還(全国道の駅連絡会) |
2026年9月時点の情報です。
アクセスと歩み
県道32号 萩秋芳線に面し、JR萩駅から車で5分、小郡萩道路の絵堂ICからは約30分です。県道の両側に駐車場があり、大きな門の下の地下道で行き来できます。
開業は1993年4月22日で、当時の名前は「道の駅萩往還公園」。有料道路の途中にあったため、立ち寄るにも料金がかかりました。2010年2月17日の無料化にあわせていったん休業し、3月20日に「道の駅萩往還」と改めて再開、10月15日に物産館や直売所、レストランのリニューアルを終えています。運営は一般社団法人萩物産協会で、年間およそ22万人が訪れます。
周辺スポット(街道の萩往還)
駅名のもとになった萩往還は、慶長9年(1604)の萩城築城のあと、参勤交代の「御成道」として開かれた街道です。萩と三田尻港(防府市)をほぼまっすぐ結び、長さはおよそ53km。
途中の宿場町・佐々並市は2011年6月20日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。広さは20.8haで、茅葺きと瓦葺きの家が街道沿いに残ります。この駅から佐々並市を過ぎて道の駅 あさひまでは約16.1kmです。
海沿いの道の駅 萩しーまーとまでは約7.3kmで、萩反射炉や恵美須ヶ鼻造船所跡はその近くにあります。
松陰記念館
9時〜17時(最終入館16時30分)、年中無休で入館は無料。NPO萩まちじゅう博物館が運営しています。館内には松陰が旅した道筋を光で示す日本地図と、松下村塾を再現した部屋があります。
館の前には、松陰を囲む高杉晋作と久坂玄瑞の像が立ち、敷地には木戸孝允や伊藤博文らの像も並びます。
食事と買い物
見蘭牛は、天然記念物の見島牛とホルスタインをかけ合わせた牛で、1973年に民間企業と名古屋大学が共同で生産を始め、1980年に販売を始めました。見蘭牛ダイニング玄は11時〜15時(土日祝は17時まで)、火曜休み。ハンバーグは「至極の金M」(見蘭牛100%)が1,540円、「究極の黒M」(見蘭牛とむつみ豚)が1,320円で、見蘭牛ステーキ丼は2,398円です。土日だけは見島牛ハンバーグ極(2,365円)も出ます。
うどん茶屋橙々亭(11時〜16時・定休なし)では、瓦そば1人前が1,450円、長州鶏そぼろカレーうどんが1,000円です。軽食コーナー(9時30分〜17時・木曜休み)のプレミアム夏みかんソフト400円は、萩産の夏みかん果汁を100%使っています。火曜の14時以降は機械を洗うためソフトを売りません。
菜々色マルシェには、12月末から4月にオリジナルいちご「鬼ほっぺ」、3月から6月に夏みかんと甘夏、5月末から8月に相島スイカが並びます。
車中泊メモ
公式のQ&Aは、宿泊を目的とした長時間の車中泊や連泊、テントやバーベキューを禁じています。駐車場には傾斜があり、県道を走る車の音も届きます。夜は街灯が少なく暗いので、休むのは仮眠程度にとどめます。多目的トイレは2か所あります。自転車の工具と車いすの貸し出しもあります。
最寄りの温泉
市街の萩本陣まで約6.2km。地下約2,000mから湧く47度の自家源泉で、カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉です。日帰りは13時〜21時(最終受付20時)で、13〜15時は1,100円、15時以降は1,650円。土日祝の15〜18時は宿泊客専用になります。露天風呂とサウナがあります。
まとめ
記念館で松陰の歩みをたどり、見蘭牛で昼をとる。萩の城下町へ入る前に寄りたい、道の駅の歴史の始まりにある駅です。