伊根湾のふちに約230棟の舟屋が並ぶ伊根浦を、高台から見下ろせる道の駅です。1階に船をしまい、2階でかつて網を干した舟屋の町並みは、2005年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。
道の駅の制度ができた1993年4月、最初の登録で選ばれた駅の一つです。敷地には「伊根の舟屋オートバイ神社」があり、御朱印やグッズはレストラン舟屋で受け付けています。館内の売店には地元の干物やわかめ、ぶりのみそ漬け、へしこが並びます。
基本情報
| 所在地 | 京都府与謝郡伊根町字亀島459 |
|---|---|
| 標高 | 40m |
| 面する道路 | 府道622号(伊根港線)・国道178号に接続 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(レストラン舟屋 10:00〜、お食事処 油屋 11:00〜) |
| 定休日 | レストラン舟屋は火曜、油屋は木曜、売店は水曜と年末年始 |
| 駐車場 | 普通車134台・大型車3台(うち身障者用2) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO急速 2基(最大180kW・24時間・有料) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=宇川温泉 よし野の里(毎日開く湯で最寄り・約22.8km・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉) |
| 電話 | 0772-32-0680 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(舟屋の里伊根) |
2026年10月時点の情報です。
舟屋はなぜ海ぎわに建つのか
伊根湾は南に口を開けた湾で、波が穏やかなうえ、潮の満ち引きの差が小さい。だから、海に張り出して船をそのまましまう舟屋が成り立ちました。明治13年から昭和25年ごろまで続いたブリ漁の好景気で、多くの舟屋が瓦ぶきの2階建てに建て替えられています。
昭和6年からは約10年をかけて、湾ぞいの府道伊根港線(約5km)を幅4mに広げる拡幅が行われ、このとき舟屋は海側へ移されました。いまの並びは、そのときにできた形です。舟屋は今も人が暮らし、使う個人の建物です。
アクセスと立地
京都縦貫自動車道の与謝天橋立ICから国道178号を北へ約24km。道の駅は、国道から府道622号へ少し入った高台にあります。観光船の乗り場がある日出(ひで)までは約3.6km。丹後半島を西へ回れば、約30.7kmで道の駅 てんきてんき丹後に着きます。
大型連休には町が臨時駐車場を用意し、舟屋の並ぶ一帯に一方通行の規制をかけたこともあります(2025年)。
食事と買い物
レストラン舟屋は108席のセルフサービスで、オーダーは16時まで。小さなお食事処 油屋は20席で、売り切れると早めに店を閉めます。2026年5月4日には、10時30分から16時までのUMINEKO CAFEも開きました。3店とも支払いは現金だけです。
周辺スポット
伊根湾めぐり遊覧船は、毎時00分と30分に出て湾を約25分で一周します。大人1,200円、子ども600円で、乗り場の駐車場は1回500円。
舟屋の並ぶ平田の向井酒造は、約260年前の創業。古代米の紫小町で仕込む赤い酒「伊根満開」が知られ、9時から17時(12時から13時は昼休み)、木曜休み。専用の駐車場はないので、有料の伊根浦公園駐車場に止めて歩きます。約11.2km北の浦嶋神社(宇良神社)は浦島太郎の伝説の社で、玉手箱などの宝物を見せてもらえます。
車中泊メモ
駐車場とトイレは24時間使えますが、道の駅は宿泊目的や長時間の駐車を遠慮してほしいとしていて、運転の途中の短い仮眠までにとどめるよう案内しています。いちばん近いコンビニは宮津市のファミリーマート宮津日置店(約11.6km)。給油はENEOS本庄SS(約9.0km)で済ませます。
いちばん近い日帰り湯
伊根の町には毎日開いている日帰り湯がなく、いちばん近いのは丹後半島の北側、京丹後市の宇川温泉 よし野の里(約22.8km)です。泉温42.2℃、pH8.74のナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、大人600円。4月から11月は11時から、12月から3月は12時から、どちらも21時まで(受付20時30分)。木曜が休みです。
土曜に当たれば、町内の伊根温泉 めぐみの湯(約5.6km)が源泉かけ流しで開いています(大人1,000円・12時から)。
まとめ
展望のあとは遊覧船へ。高台から見下ろした舟屋を、今度は海の側から、船をしまう1階の正面で眺めることになります。