「ラステン」は、ドイツ語で休憩や安らぎを表す言葉から付けられた名前です。旧街道の峠茶屋をかたどった建物の前には、洞戸(ほらど)の特産、キウイフルーツのモニュメントが立っています。
物産館には洞戸みそや、高賀山の湧き水「高賀の森水」が並び、土日祝には「峠の手羽先」も売られます。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県関市洞戸菅谷545 |
|---|---|
| 標高 | 212m |
| 面する道路 | 国道256号 |
| 営業時間 | 物産館 8:00〜16:00、情報館 9:00〜17:00(12〜3月は16:00まで) |
| 定休日 | 12〜3月の木曜(物産館)・12月31日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車53台・大型車3台・身障者用4台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=武芸川温泉(約12.3km・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉) |
| 電話 | 0581-58-2940 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(ラステンほらど) |
2026年10月時点の情報です。
キウイの物産館
洞戸でキウイづくりが始まったのは1979年。明治から盛んだった養蚕がおとろえ、使われなくなった桑畑に代わる作物として、9戸の農家が生産組合をつくって植えたのが始まりです。いまも若い後継者に園地を引き継ぐ仕組みを整え、2021年度には「豊かなむらづくり全国表彰」で農林水産大臣賞を受けました。
道の駅の外にもキウイの棚があり、11月ごろには実がなっています。物産館にはキウイワインやキウイせんべいが並び、ここでしか食べられないキウイシャーベットは400円。食堂にはキウイを使ったからあげもあります。
アクセスと車中泊メモ
国道256号に面し、東海環状道の関広見ICから約16.5km、東海北陸道の美濃ICからは約18.5kmです。
洞戸の中にコンビニはなく、いちばん近いのは国道を約13km下ったファミリーマート武芸川店。ガソリンスタンドは洞戸に2軒あり、どちらも19時30分で閉まります。夜中でも充電できる急速充電器が1基あります。
国道を下って約14.5kmで道の駅 むげ川です。
周辺スポット
標高1,224mの高賀山(こうかさん)のふもと、約12kmの高賀神社は、藤原高光が山に住む妖魔「猿虎蛇(さるとらへび)」を退治したという伝説が残る修験道の聖地です。江戸時代の僧・円空(1632〜1695年)が修行したと伝わり、神社の奥の高賀渓谷は、白い巨石の間を約4km流れる谷で、岐阜県名水50選のひとつです。
隣の洞戸円空記念館には円空仏が約30体あり、円空がこの地で自らの最期を決め、最後に彫ったとされる歓喜天も見られます。洞戸円空記念館は9時から16時30分までで、入館料は250円。月曜が休みです。
神社へ向かう途中の高賀神水庵(約8km)は、1996年に氏子が参道の脇に深さ約50mの井戸を掘ったのが始まりの水くみ場です。初穂料(はつほりょう)100円で、1人2容器、40Lまでくめます。
板取川を約5.4km下った板取川洞戸観光ヤナは、例年4月下旬から11月中旬まで開き、鮎料理を出しています。川に仕掛けた簀(す)で鮎をとるヤナ漁は、例年8月1日の解禁です。
国道256号を北の板取へ約10.6km進むと、通称「モネの池」、根道(ねみち)神社の名もなき池があります。1980年ごろに高賀山の伏流水を使う農業用のため池として造られ、1999年に地元の人がスイレンを植えて鯉の世話を続けたことで、いまの景色になりました。光の入る9時から11時ごろがきれいで、見学は無料です。
その先、板取川に沿って約24km続く「あじさいロード」には、沿道に約7万株のアジサイが植えられ、「日本の道百選」に選ばれています。毎年6月下旬には板取あじさいまつりが開かれます。
最寄りの温泉
いちばん近いのは、国道を下って約12.3kmの武芸川温泉です。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、23時まで入れます。
板取川の上流へ約24.8km行けば、板取川温泉バーデェハウスがあります。露天の「しゃくなげの湯」と内湯の「あじさいの湯」があり、どちらもナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。大人は平日700円、土日祝800円で、水曜が休みです。敷地には「RVパークHESTA板取川温泉」もあります。