久々野(くぐの)は、梨や桃、りんごを育てる果物の町。館内の加工場では、地元のりんごとトマトを果汁100%のジュースにしています。駅名の「なぎさ」は、道の駅のある地区の名前「渚」からとられました。
パン工房は毎日10〜15種類を焼き、冬だけのアップルパイは1台にりんごを4個以上使います。地元の果物や野菜で作る「桃源郷ジェラート」は、ミルクやブルーベリー、りんごなどの味がそろいます。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県高山市久々野町渚2685 |
|---|---|
| 標高 | 620m |
| 面する道路 | 国道41号 |
| 営業時間 | 8:30〜17:00(レストラン 8:30〜16:00・L.O.15:45) |
| 定休日 | 1月1日・1〜3月の第1・第3水曜(祝日は営業) |
| 駐車場 | 普通車65台・大型車6台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速 1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=臥龍の郷(約13.2km・アルカリ性単純硫黄温泉) |
| 電話 | 0577-52-4100 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(飛騨街道 なぎさ) |
2026年10月時点の情報です。
縄文と果物の町の駅
駅舎は縄文時代の竪穴住居をかたどった建物で、赤い物見やぐらが目印です。駅のテーマは「縄文」と「収穫」。久々野は、縄文時代の集落の跡、堂之上(どうのそら)遺跡のある土地です。
久々野の果樹は昭和20年代の開拓で梨と桃から始まり、のちにりんごが広がりました。いまは「りんごの町」と呼ばれ、桃も町内の21軒が約21haで育てています。
館内にはほかに、地元の農産物を並べる直売市場と特産品のコーナー、情報コーナーがあります。
アクセスと車中泊メモ
高山ICから国道41号を南へ約24.2km、20分ほどで着きます。高山の市街との間には、2020年12月12日に開通した長さ1,863mの宮峠トンネルがあります。国道41号のうち「渚区間」と呼ばれる8.0kmは、大雨で降り始めからの雨量が150mmになると通行止めです。
駐車場とトイレは夜も使えます。24時間のコンビニは約6.6km北の町内のローソン。給油は約7.2kmのコスモ(日曜休み)か、夜21時まで開く約11.6kmの高山南SSです。国道41号を南へ約12.0km下ると道の駅 南飛騨小坂はなももがあります。
レストランと直売市場
レストランの通年の名物は、しょうがとニンニク、ごまを練り込んだ麺を味噌と野菜で仕立てた「縄文うどん」(650円)。飛騨牛の定食や天ぷらの定食、中華そば、飛騨牛カレーもあり、夏はざるそば、平日は日替わりのランチ、朝はモーニングを出しています。
直売市場には、秋になるとりんごのつがるや梨の幸水、栗、地元でとれた新米が並びます。町の果樹園ではりんご狩りもでき、もだに農園は9月中旬から11月中旬まで、時間の制限なしで一般900円です。
周辺スポット
堂之上遺跡は、1973年から1979年の調査で縄文時代前期と中期の竪穴住居が43棟見つかった集落の跡で、1980年3月24日に国の史跡になりました。中期の後半には住居が輪のように並び、中央の広場には立てた石や200を超える穴が残っていました。そばの久々野歴史民俗資料館は入館無料で、8時30分から17時まで。月曜と、12月1日から3月31日までは休みです。
車で約3分の女男滝(めおとだき)公園は、滝の水が岐阜県の名水50選に選ばれています。
一之宮町の臥龍(がりゅう)桜は駅から約13.1km。樹齢1,100年を超えるエドヒガンで、1931年に大幢寺(だいどうじ)の住職が「臥龍桜」と名付けました。国の天然記念物で、見ごろは例年4月中旬から下旬。250台の無料駐車場があります。
最寄りの温泉
いちばん近い日帰り温泉は、臥龍桜の近くの臥龍の郷(がりゅうのさと)で、駅から約13.2km、車で10分ほど。改装を終えて2025年11月7日に日帰りの温泉として再開しました。
源泉は臥龍温泉で、泉質は低張性のアルカリ性単純硫黄温泉。源泉の温度は28.4℃で、42℃にして浴槽へ送っています。岩風呂や桧風呂の露天風呂、大浴場、ジャグジー、サウナがあり、入浴は朝6時から10時と、昼の12時から24時の2回に分かれます。大人1,200円で、駐車場は80台です。