ニホンカワウソの最後の目撃地として知られる新荘川の、河口近くに建つ道の駅です。2階のレストラン「とれた亭」では、戦後まもなく須崎の食堂で生まれた名物の鍋焼きラーメンが食べられます。
1階には須崎の野菜や果物、柑橘、地酒、水産加工品が並び、目の前で藁焼きにするかつおのたたきも買えます。土佐の昔ながらのアイスクリンや、須崎市のキャラクター「しんじょう君」のステッカーもあります。
基本情報
| 所在地 | 高知県須崎市下分甲263-3 |
|---|---|
| 標高 | 5.2m |
| 面する道路 | 国道56号 |
| 営業時間 | 1階 9:00〜17:30、2階レストラン「とれた亭」11:00〜17:30(LO17:00) |
| 定休日 | 1月1日(レストランは不定休) |
| 駐車場 | 普通車101台・大型車9台・身障者用5台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 要確認 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=そうだ山温泉 和 約8.0km(アルカリ性単純硫黄冷鉱泉) |
| 電話 | 0889-40-0004 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(かわうその里すさき) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
最寄りは高知自動車道の須崎中央ICと須崎西ICです。2009年3月には国道56号の須崎道路が開通し、四国横断自動車道と直結しました。道の駅のすぐ隣には園芸団地があります。道の駅への登録は1998年4月で、国が地域の拠点として重点的に支える「重点道の駅」に選ばれています。
新荘川とカワウソ
ニホンカワウソは、1979年に新荘川の下流で見かけられたのを最後に姿が確かめられなくなり、2012年に絶滅種に指定されました。道の駅の隣には、その新荘川の河川公園が広がっています。
直売所・グルメ
鍋焼きラーメンは、須崎の路地裏にあった「谷口食堂」が、出前の途中でラーメンが冷めないよう、丼の代わりにホーロー鍋を使ったのが始まりです。親鳥の鶏がらでとった醤油スープに、硬めにゆでた細いストレート麺。具は親鳥の肉、ねぎ、生卵、ちくわで、土鍋や鉄鍋に入れて沸騰したまま出し、酸味のある古漬けのたくあんを添えるのが須崎の決まりです。
谷口食堂は1980年に店を閉じましたが、当時「鍋焼き中華」と呼ばれた一杯は町の食堂に受け継がれ、須崎の名物になりました。とれた亭は和食から洋食、ラーメン、丼物まで扱い、高知県産のかつおをのせた「土佐丼」もあります。
車中泊メモ
駐車場は普通車101台、大型車9台、身障者用5台。2026年8月からは、犬を連れたままの来館もできるようになりました。南西へ約11.7kmの道の駅 なかとさは港の目の前、北東へ約19.1kmのまきのさんの道の駅・佐川は国道33号沿いにあります。
周辺スポット
東へ約13.5km、浦ノ内湾に面した鳴無神社は、もともと海から参拝する造りだったことから「土佐の宮島」と呼ばれます。祭神は一言主命。1663年に土佐藩2代藩主の山内忠義が建て直した本殿・幣殿・拝殿は、いずれも国の重要文化財です。毎年8月24・25日の志那禰祭では、神輿を載せた3隻の船を約20隻の漁船が囲んで湾を進みます。駐車場は無料で70台分あります。神社のある横浪半島には、全長18.9kmの観光道路「横浪黒潮ライン」が通っています。
浦ノ内湾のほとり、約11.7km先のロゴスパーク シーサイド高知須崎は、2022年4月に開いたキャンプ場です。AC電源付きを含む19区画のサイトとコンテナハウス4棟があり、チェックインは14時〜18時。火曜と水曜が休み(GWとお盆は営業)で、無料の駐車場が90台分あります。
最寄りの温泉
北へ約8.0km、桑田山のふもとにあるそうだ山温泉 和(旧桑田山温泉)が最寄りです。泉質はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉で、とろみのある湯を源泉かけ流しのひのき風呂と、小川の音が聞こえる露天風呂で使っています。
大人700円、9時〜21時(受付20時30分まで)で、休みは不定。9時〜12時の朝風呂は480円になります(大型連休を除く)。
まとめ
湯気の立つ土鍋をのぞきこみ、たくあんで口直しをして、またひと口。昼は鍋焼き、夕方は桑田山の湯へと、須崎の名物を順にたどれる駅です。