約23haの太郎川公園がまるごと道の駅で、源泉かけ流しの「雲の上の温泉」と温水プール、キャンプ場がそろいます。道の駅の制度が始まった1993年4月の、第1回の登録駅のひとつです。
道の駅の売店は朝8時30分に開き、梼原のしいたけやわさびの加工品、山菜が並びます。町が代表食材に選んでいるキジも名産で、鷹取キムチや「お山のドレッシング」は土産の定番です。
基本情報
| 所在地 | 高知県高岡郡梼原町太郎川3785 |
|---|---|
| 標高 | 508.4m |
| 面する道路 | 国道197号 |
| 営業時間 | 雲の上の市場 8:30〜17:00、雲の上の温泉 11:30〜22:00(火曜は15:00〜、受付21:30まで) |
| 定休日 | 市場はなし(臨時休業あり)、温泉は月曜 |
| 駐車場 | 普通車88台・身障者用1台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 要確認 |
| 温泉 | 併設(雲の上の温泉・炭酸水素塩冷鉱泉)/月曜は クアテルメ宝泉坊 約22.7km |
| 電話 | 0889-65-1126 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(ゆすはら) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道197号に面し、最寄りは高知自動車道の四万十町東ICです。標高は約508m。梼原町は町の面積の約91%が森林で、「雲の上の町」と呼ばれています。
いまの営業
雲の上のホテル本館と、館内にあったレストランは、2021年10月から建て替えのため休業しています。売店と食堂が入る道の駅の本体もリニューアル工事に入り、いまは売店(雲の上の市場)と食堂を、雲の上の温泉の建物の中に移して営業しています(10月時点)。工事の完成は2027年度の予定です。駐車場とトイレ、自販機はふだんどおり使えます。
雲の上の温泉
泉質は炭酸水素塩冷鉱泉で、「美人の湯」として知られます。露天風呂のほか、ジェットバスやジャグジー、サウナもあり、町外の人は大人700円、子ども350円です。
隣の温水プールは、国産の木質ペレットで水を温め、一年中泳げます。プールの営業は11時30分〜21時で、月・火曜が休み(夏休みは無休)。温泉とプールのセットは1,200円で、プールは3歳未満は入れません。
雲の上のギャラリー
温泉とホテルを結ぶ木の橋の建物で、隈研吾さんの設計により2010年に完成しました。中央の1本の柱から、地元の杉の集成材を、寺の軒を支える「斗栱(ときょう)」のように積み重ねて張り出しています。1994年に開業した雲の上のホテルも隈さんの設計で、町には図書館など、ほかにも隈建築が点在しています。
車中泊メモ
駐車場は普通車88台と身障者用1台で、大型車の区画は設けられていません。温泉は夜22時まで開いているので、夕食後にひと風呂浴びてから休めます。
国道197号を東へ約17.7km走ると、道の駅 布施ヶ坂があります。
周辺スポット
約2.1km先の神在居(かんざいこ)の千枚田は、山あいに石垣の田が段々に重なる棚田で、「日本の棚田百選」に選ばれています。町の中心部へ約2.7km下ると、2018年に建った雲の上の図書館があり、こちらも隈研吾さんの設計です。
太郎川公園からは、龍馬たちが土佐を抜け出すときに歩いたとされる「脱藩の道」が、愛媛との県境の韮ヶ峠まで延びています。北東へ約22.5km上れば、四国カルストの天狗高原です。
約2.3km先の「維新の門」には、坂本龍馬をはじめ、梼原から脱藩に加わった志士ら8人の銅像が並びます。町役場の近くには、脱藩した志士を支えた庄屋・掛橋和泉の屋敷も残り、屋根裏の隠し部屋を無料で見られます。約2.8km先の三嶋神社は10世紀初めに建てられたと伝わる社で、屋根のついた木の神幸橋を渡って参ります。秋にはここで、国の重要無形民俗文化財の津野山神楽が奉納されます。18の演目を舞いつなぎ、すべてで約8時間かかる神楽です。
月曜日に入れる温泉
雲の上の温泉が休みの月曜は、県境を越えて西へ約22.7km、愛媛県西予市のクアテルメ宝泉坊へ。内湯と露天風呂があり、大人700円、10時〜21時で、火曜が休みです。
まとめ
千枚田と神社、木の建物をめぐって、日が暮れたら湯へ。新しい道の駅ができあがったら、もう一度訪ねたくなる町です。