「甘柿の王様」と呼ばれる富有柿の産地の道の駅です。販売所の柿は、10月初めの早秋、10月中ごろの太秋、11月からの富有柿と季節を追って入れ替わり、冷蔵した柿は翌年の2月ごろまで並びます。
岐阜農林高校と地元のマル糸柿振興会が一緒に作った柿アイス(200円)は、果肉を40%使っています。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県本巣市上保18-2 |
|---|---|
| 標高 | 31m |
| 面する道路 | 国道157号 |
| 営業時間 | 休憩所 9:00〜16:00、農産物販売所 9:00〜15:00(10月下旬〜12月は16:00まで) |
| 定休日 | 月曜(祝日は翌日)・12月29日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車72台・大型車5台・身障者用2台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=ぬくい温泉(約7km・弱アルカリ性の冷鉱泉) |
| 電話 | 058-323-7389(農産物販売所) |
| 公式サイト | 中部地方整備局(富有柿の里いとぬき) |
2026年10月時点の情報です。
富有柿のふるさと
富有柿は、いまの瑞穂市居倉の福嶌才治が、在来の「居倉御所」という柿を増やし、1892年(明治25年)に「富有」と名付けたものです。旧本巣郡が発祥の地とされ、なかでも糸貫の柿は全国に知られています。富有柿の旬は11月上旬から中旬で、甘柿の中ではやや遅く実る品種です。
道の駅は「富有柿の里」という広い公園の一角にあります。柿の展示園や子ども広場、展望台があり、裏の船来山(ふなきやま)へは遊歩道が延びています。公園のバーベキューハウスは小学生以上1人210円の午前・午後の2部制で、前日までの申し込みが要り、電話では受け付けていません。
アクセスと車中泊メモ
国道157号に面し、2025年に開いた東海環状道の本巣ICからは約1kmです。柿の時期の休日は、柿を買いに来る車で混み合います。
約400mにファミリーマート本巣上保店があり、24時間開いているガソリンスタンドは文殊(もんじゅ)のセルフ本巣SSです。EVの充電器はないので、いちばん近い急速充電器は北へ約3.2kmの道の駅 織部の里もとすにあります。テスラ車なら、約2.4kmの大型商業施設モレラ岐阜にスーパーチャージャー(250kW)が4基あります。
西へ約10km走れば道の駅 パレットピアおおのです。
販売所の柿と加工品
食堂や軽食のコーナーはなく、買い物ができるのは農産物の販売所です。糸貫の女性グループが作る柿ジャムや、甘辛い「柿肉のたれ」、柿羊羹が並びます。
柿の時期には、周りの道沿いにも無人販売所が出て、道の駅より安く買えます。
周辺スポット
道の駅のすぐ隣の古墳と柿の館は、国の史跡の船来山古墳群の資料館です。山ではこれまでに216基の古墳が発掘され、1階に出土品と席田(むしろだ)・真桑(まくわ)の用水の展示、2階に柿の資料室「KAKI-スクエア」があり、屋外には154号墳の石室と石棺が復元されています。大人300円で、月曜が休みです。
席田用水では、例年5月中旬から6月上旬にホタルが飛びます。道の駅から約0.7kmの本巣市民スポーツプラザから、ほたる公園までの約1.5kmが見やすく、20時から22時ごろが見ごろ。スポーツプラザの駐車場は広く、トイレもあります。
用水の元になった糸貫川は根尾川の古い流れで、古くは「席田の伊津貫川」と呼ばれ、和歌に詠まれた名所でした。この川の水をめぐっては席田と真桑の用水の間で争いが続き、1637年には幕府の裁定で、真桑の側に四分を分けることが決まりました。
上真桑の物部神社では、春の祭礼で真桑人形浄瑠璃(真桑文楽)が奉納されます。用水に力を尽くした福田源七郎(元禄5年没)の霊を弔って「義民源七郎」を演じたのが始まりと伝わり、1984年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。境内の人形舞台は明治5年に建てられたもので、こちらも国の重要有形民俗文化財です。
最寄りの温泉
南西へ約7kmのぬくい温泉は、源泉24.5℃の弱アルカリ性の冷鉱泉を使う天然温泉です。泉質名はつかないものの、ふっ素とメタほう酸の量で温泉の基準を満たしています。
夜は24時まで入れて、入浴料だけで岩盤浴も使えます。休みは不定期です。