駅名の「ひな」は、隣の人形文化交流館で毎年春に開かれる「阿波勝浦ビッグひな祭り」から来ています。1988年に始まった祭りで、ピラミッド形の巨大なひな段を中心に約3万体のひな人形が並びます。
売店には特産の勝浦みかんを使ったオリジナル商品や、町内で見つかった恐竜化石にちなむ恐竜グッズが並びます。隣には地元の農産物を売る産直市場「よってネ市」があります。
基本情報
| 所在地 | 徳島県勝浦郡勝浦町大字生名字月ノ瀬4-1 |
|---|---|
| 標高 | 27.5m |
| 面する道路 | 県道16号(徳島上那賀線) |
| 営業時間 | 物産 9:00〜18:00(うどん店 11:00〜15:00) |
| 定休日 | 物産は第4月曜と12月29日〜1月2日、うどん店は月曜と第4火曜 |
| 駐車場 | 普通車26台・大型車3台・身障者用2台 |
| RVパーク | あり(2台・1泊2,090円・電源込み) |
| EV充電 | あり(種類は要確認) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=湯処あらたえ小松島店 約11.9km(塩化物泉) |
| 電話 | 0885-44-0112 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(ひなの里かつうら) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
県道16号(徳島上那賀線)に面し、最寄りのICは徳島津田ICです。第20番札所の鶴林寺へ歩いて上る参拝道は、この近くから始まります。
ビッグひな祭りと恐竜の町
ビッグひな祭りは「勝浦に春を呼ぶイベント」として始まり、毎年2月下旬から春にかけて、交流館の壁一面がひな人形で埋まります。千葉県勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」は、この町から約7,000体の人形を譲り受けて始まった祭りです。
勝浦町には国内最古級の恐竜化石を含む地層(ボーンベッド)があり、2025年の夏(7月19日〜8月17日)には、発掘体験や講演会のある「阿波かつうら恐竜フェスティバル」が開かれました。交流館の一角でも、町で見つかった化石が紹介されています。
直売所・グルメ
うどん店「手打ちうどん みやこ家」は11時〜15時の営業です。土産には、みかんのほか、勝浦の素材を使ったチョコレートやドレッシングがあります。
売店では勝浦産のアユも扱っています。徳島藩主の蜂須賀公が、このアユに「立川太郎」の名を与えたと伝わる川魚です。
車中泊メモ
駐車場は普通車26台、大型車3台、身障者用2台です。南西へ13.6kmの道の駅 鷲の里は、普通車150台が停められる広い駅です。
周辺スポット
南西へ約5.8km、標高約550mの山上にある鶴林寺は四国霊場第20番札所で、本尊の地蔵菩薩立像は国の重要文化財です。遍路の難所として知られ、ふもとから続く参拝道は2010年に国の史跡になりました。
北へ約3.6kmの星の岩屋は、第19番札所・立江寺の奥の院にあたる星谷寺の岩屋です。弘法大師が悪い星を石に変えて封じたと伝わり、滝の裏側から流れを見られることから「裏見の滝」とも呼ばれます。滝の手前まで車で入れますが、道は細く荒れています。岩屋からさらに約600m上ると、53体の石仏でできた「仏石」があります。
西へ約9.7kmの立川渓谷では、1994年に四国で初めての恐竜化石となるイグアノドン類の歯が見つかりました。道沿いには実物大のイグアノドン像が立つ「恐竜の里」があり、狛犬の代わりに恐竜が並ぶ小さな社もあります。近くには約4億年前のシルリア紀の紅石灰岩も残り、県の天然記念物です。渓谷へ続く道は狭く、大きな車には向きません。
秋から冬は町内の観光農園でみかん狩りができ、井戸端観光園では大人1,000円からの食べ放題です(2026年は10〜12月)。
最寄りの温泉
いちばん近い日帰り温泉は、北東へ約11.9kmの湯処あらたえ小松島店(あらたえ金長の湯)です。pH8.9のアルカリ性の塩化物泉で、内湯と露天風呂があり、男湯と女湯が入れ替わります。源泉かけ流しではありません。
大人は平日750円、土日祝850円。9時〜23時(受付22時30分まで)、毎月第3火曜休み。山あいの湯がよければ、南西へ約16.6kmの上勝町に月ヶ谷温泉があります。
まとめ
ひな祭りの春と、みかん狩りの秋冬が狙い目。うどんで昼を済ませてから、車で15分ほどの星の岩屋へ足を延ばすのがおすすめです。