上富田町の木・ヤマモモは初夏の数日しか採れず、「幻の果実」と呼ばれます。そのシロップが並ぶこの道の駅の名は、熊野古道が中辺路と大辺路に分かれる一帯が、熊野の入り口として「口熊野(くちくまの)」と呼ばれてきたことから。
レストランは10時から18時まで(LO17時40分)で、和歌山ラーメンやさんま寿司、めはり寿司を出します。無料のWi-Fiがあり、南紀の観光情報もここで集められます。
基本情報
| 所在地 | 和歌山県西牟婁郡上富田町岩崎555-5 |
|---|---|
| 標高 | 28m |
| 面する道路 | 紀勢自動車道(上り線)・国道42号側の町道 |
| 営業時間 | 8:00〜19:00(レストラン 10:00〜18:00、LO17:40) |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | 計42台(紀勢道側 普通車16・大型車7、一般道側 普通車19)、うち身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=白浜温泉 とれとれの湯(約8.8km・含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉) |
| 電話 | 0739-34-3030 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(くちくまの) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
紀勢自動車道を南紀白浜・すさみ方面から北へ走る上り線の車は、本線からそのまま入れます。本線へ戻れるのも上富田・大阪方面だけです。反対に南へ向かう車は上富田ICで降り、国道42号を岩崎の交差点まで進んで、町道を約400m入った一般道側の駐車場を使います。ICからは約2.6kmです。二つの駐車場は車ではつながっておらず、歩いて移れます。
ここから国道311号で山へ入れば約12.0kmで道の駅 ふるさとセンター大塔、北の山あいの道の駅 紀州備長炭記念公園へは約17.2km、道の駅 みなべうめ振興館へは約17.9kmです。
売店の特産品
売り場には梅干しや醤油、味噌、はちみつ、梅ジュースのほか、上富田でとれる温州みかんやポンカン、八朔(はっさく)が並びます。6月中旬から7月上旬は、すもも「大石早生(おおいしわせ)」の季節です。
町内の岡地区で1975年から育てているひょうたんも、熊野の縁起物として売り場に置かれています。
車中泊メモ
大型車が停められるのは高速側だけで、一般道側は普通車用です。給油は約1.2kmのENEOS朝来バイパスSS、コンビニは約1.9kmのローソン上富田町生馬店。この駅に充電器はなく、町内の「紀州木の街 南紀の台 Yottette広場」に急速充電器(CHAdeMO・50kW)が3基あり、8時から22時まで使えます。
周辺スポット
いちばん近いのは約4.5kmの救馬溪観音(すくまだにかんのん)。役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたと伝わる寺で、寺の名は、小栗判官(おぐりはんがん)の病気の馬が救われたという伝説から。本堂は大きな岩を生かして建てられ、拝観は無料(8時から17時)、駐車場は500台あります。境内の「あじさい曼荼羅園」には約120種・1万株が植えられ、6月から7月上旬の花の時期だけ有料で公開されます。
約5.1kmの稲葉根王子(いなばねおうじ)跡は、熊野九十九王子(くまのくじゅうくおうじ)のうち格の高い「五体王子」に数えられ、1109年の『中右記(ちゅうゆうき)』に初めて名が出ます。藤原定家は、ここで馬を預けて富田川(とんだがわ)を渡ったと日記に書きました。2016年に世界遺産に加えられ、向かいの川辺には参詣者が身を清めた水垢離場(みずごりば)が2023年5月に復元されています。
約8.3kmの八上王子(やかみおうじ)跡(八上神社)は西行が歌を詠んだ地で、境内に歌碑が2基あります。
最寄りの温泉
白浜町の白浜温泉 とれとれの湯までは約8.8km。含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の湯で、大人980円。9時から23時(最終入館22時30分)まで開いていて、休みは不定期です。入れ墨やタトゥーシールのある人は入れません。
白浜の温泉街の外湯なら、約15.3kmの崎の湯(さきのゆ)がナトリウム-塩化物泉で500円。営業は8時から17時が基本で、春から夏は閉まる時間が延びます。
まとめ
南へ向かう日は高速を一度降りないと入れないので、寄るなら北へ戻る帰り道が楽です。南紀の旅の土産を最後にまとめて買う場所として使えます。