京都府で「火山」と呼べるただ一つの山、宝山(たからやま、田倉山=たくらやま)のふもとにある道の駅です。敷地の化石・郷土資料館には、その宝山から飛んできた火山弾や、アンモナイトの化石が並んでいます。
やくの木と漆の館では、漆塗りや絵付けの体験(予約制)ができ、入館は大人330円。京菓子店の工房「やくの花あずき館」では、前日までに予約すれば、10時から15時のあいだに和菓子の手作りを体験できます。やくの高原市には、100人を超える地元の生産者の米や野菜、そばが並びます。
基本情報
| 所在地 | 京都府福知山市夜久野町平野2150番地 |
|---|---|
| 標高 | 194m |
| 面する道路 | 国道9号 |
| 営業時間 | やくの高原市 9:30〜17:00 |
| 定休日 | やくの高原市は第3水曜(祝日は営業)、花あずき館は土曜、木と漆の館は水曜 |
| 駐車場 | 普通車170台・大型車5台(うち身障者用3) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO急速 2基(50kW・24時間・有料) |
| 温泉 | 併設の温泉は休館中/最寄り=天然温泉かけ流し 和田山乃湯(約8.2km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0773-38-0001 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(農匠の郷やくの) |
2026年10月時点の情報です。
休館中の施設と、開いている館
温泉の夜久野高原温泉 ほっこり館、レストランのやくの本陣、宿の夜久野荘、ベゴニア園は、2021年4月1日から休館が続いています(2026年10月時点)。福知山市は施設を建て直して再び開く方針を決め、2026年2月9日には、体験と滞在を軸にした再整備を手がける事業者の候補を選びました。再開の目安は令和10年度(2028年度)とされていますが、ほっこり館が温泉として戻るかどうかは決まっていません。
いま食事ができる店はないので、昼どきに着くなら食べるものを用意しておきます。開いているのは、やくの高原市と花あずき館、木と漆の館、それに化石・郷土資料館です。
化石と火山の資料館
夜久野町化石・郷土資料館が開くのは土・日・祝日の13時から17時(入館16時30分まで)だけで、大人110円、中学生以下は無料で、障害者手帳を持つ人と介護者1人は半額です。化石と火山の展示のほかに、縄文・弥生の土器や、町内の末(すえ)窯跡群から出た須恵器も並びます。
宝山は標高350mの円すい形の山で、噴き上げられた軽石のようなスコリアが積もってできた火砕丘です。山頂には展望台があり、雲海が見られる場所でもあります。
アクセスと立地
国道9号に面し、駐車場の入口はラウンドアバウトになっています。兵庫県との境に近く、北近畿豊岡自動車道へは朝来市の山東(さんとう)ICまで約7kmです。
周辺スポット
約2kmのやくの玄武岩公園は、約30万年前に流れた溶岩が冷えて固まり、六角の柱を束ねたような柱状節理になった崖です。露頭は高さ約15m、幅約150mあり、2013年に京都府の景観資産に登録されました。
福知山の市街地までは約24km。1986年に再建された福知山城の天守は2026年で40周年を迎え、大人360円で、9時から17時(入館16時30分まで)中に入れます。
近くの日帰り湯
朝来市の和田山町まで約8.2km、天然温泉かけ流し 和田山乃湯がいちばん近い日帰り湯です。泉温32.5℃の低張性・弱アルカリ性のアルカリ性単純温泉で、源泉かけ流しの浴槽があります。平日は大人800円、土日祝は900円。11時から21時30分(受付21時まで)で、年中無休です。
同じ朝来市のよふど温泉(約10km)もアルカリ性単純温泉で、大人800円。休みは第3木曜で、敷地にRVパークがあります。
車中泊メモ
夜久野町の中にはコンビニがなく、いちばん近いのは山東町のファミリーマート山東町店(約6.1km)です。給油はapollostation夜久野SS(約3.5km)。急速充電器はラウンドアバウトの北西側の駐車場、南の入口を入ってすぐ左にあります。
兵庫県の道の駅 但馬のまほろばへは約10.4km、道の駅 あさごへは約19.6km、道の駅 あおがきへは約20.4kmです。
まとめ
寄るなら、化石の展示が開く土日祝の午後に。火山弾と、約2km先の玄武岩の柱の崖を一度に見て回れます。