道の駅 志野・織部|桃山の茶陶の名を持つ美濃焼の駅、隣の織部ヒルズと元屋敷陶器窯跡【岐阜・土岐市】

駅名の「志野」と「織部」は、桃山時代にこの美濃で焼かれた茶の湯の焼き物の名前です。白い志野と、緑の釉にゆがんだ形の織部。館内では、普段使いの器から窯元や作家の一品物までの美濃焼をそろえ、B品やアウトレット品もあります。

この道の駅のポイント

ひと休みには、バニラシェイクにクマの形のアイスをのせたブルーベアシェイク(500円)を。土産には多治見あられも並びます。

基本情報

所在地岐阜県土岐市泉北山町2丁目13-1
標高312m
面する道路国道21号
営業時間9:00〜18:00(12月30日〜1月4日は17:00まで)
定休日1月1日
駐車場普通車38台・大型車12台・二輪車3台
RVパークなし
EV充電急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間
温泉併設なし/最寄り=とき温泉 KAMABA(約9.7km・弱アルカリ性の低温泉)
電話0572-55-3017
公式サイト中部地方整備局(志野・織部)

2026年10月時点の情報です。

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志野と織部、ふたつの桃山の焼き物

志野は、長石を砕いた釉(うわぐすり)をたっぷりかけた焼き物で、釉の薄い所に「火色」と呼ばれる色が出ます。室町時代の茶人、志野宗信が美濃の陶工に作らせたのが名の始まりとされます。日本で作られた茶碗のうち国宝は2つだけで、その一つが志野茶碗の「卯花墻(うのはながき)」です。

織部の名は、千利休の弟子で茶人の古田織部(1544〜1615)にちなみます。1599年2月28日、織部は伏見の屋敷の茶会でゆがんだ茶碗を使い、招かれた博多の商人、神屋宗湛は日記に「ヘウゲモノ(ひょうげもの)也」と書き残しました。土岐市はこの日を「織部の日」と定めています。ただ、茶会で使った記録はあっても、本人がこの作風を好んで焼かせたという確かな記録はなく、焼き物が「織部焼」と呼ばれるようになったのは、彼が亡くなったあとのことです。

アクセスと車中泊メモ

駐車場は大型車12台に対して普通車が38台と少なめで、混む日は空きを待つこともあります。国道21号に面し、中央道の土岐ICから北へ約3.1km、東海環状道の五斗蒔スマートICからは約8.8kmです。

土岐ICの近くまで行かないと店がなく、ファミリーマート土岐インター店(約4.2km)とセブン-イレブン土岐インター店(約4.5km)が近いコンビニです。24時間給油できるセルフ土岐インターSSは約4.6km。国道21号を西へ約12.0kmで道の駅 可児ッテ、約10.7km南東には道の駅 土岐美濃焼街道があります。

陶遊館と隣の織部ヒルズ

館内の陶遊館は器のギャラリーを兼ねた売り場で、食事処は峠の茶寮「みわ屋」です。

駅のすぐ隣は、焼き物の卸売の店が集まる織部ヒルズです。毎年5月3日から5日にはここで土岐美濃焼まつりが開かれ、約170の作家の店が出て、テント約250張りが1km以上にわたって並びます。2025年の人出は約15万人で、この3日間は駅のまわりの道も混み合います。

周辺スポット

約6.4kmの織部の里公園には、国の史跡の元屋敷陶器窯跡があります。1605年ごろ、陶祖とされる加藤景延が九州の唐津で学んで築いた、美濃で最も古い連房式登窯(斜面に焼く部屋をいくつも連ねた登り窯)で、1967年に史跡になりました。園内には茶室「暮雪庵」や作陶館、出土品の展示室、花菖蒲園があり、入園は無料です(9〜17時・月曜休み)。駐車場は普通車15台ほどで、大型車は入れません。

公園の近くの市の伝統産業会館(入館無料・月曜休み)では、焼き物の技法の資料を見られ、ろくろや絵付けの教室も開かれます。

最寄りの温泉

とき温泉 KAMABA(約9.7km)は、イオンモール土岐の敷地にある温泉で、地下1,500mから湧く天然温泉です。pH8.6の弱アルカリ性の低温泉で、大人は平日800円、土日祝900円。10時から23時まで(最終受付22時30分)開き、メンテナンスのための休みが年に4回ほどあります。

多治見の天光の湯(約16.6km)は天然のラドン泉で、源泉を沸かさずに流す冷泉の浴槽があります。大人は平日900円、土日祝1,000円で、朝8時から開いています。


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