白鳥町の山あいの集落、六ノ里の棚田で育つコシヒカリ「六の里棚田米」を、朝市で売り、喫茶チェリーで炊いている道の駅です。米を作る六ノ里自治会は2026年10月、むらづくりの全国表彰で最高の天皇杯に選ばれました。
手づくりの店の名物は、梅の入ったたこ焼きと、明宝の旧村名を付けた醤油味の明方(みょうがた)フランク。7月下旬から8月中旬には、生のままかじれるフルーツコーンが青空市場に並びます。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県郡上市白鳥町恩地11-1 |
|---|---|
| 標高 | 459m |
| 面する道路 | 県道82号(白鳥明宝線) |
| 営業時間 | 4〜10月 8:30〜17:00(喫茶は7:30〜16:00)・11〜3月は時期により異なる |
| 定休日 | 火曜(祝日は翌日)・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車46台・大型車5台・身障者用2台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=美人の湯しろとり かみほの湯(約2.7km・ナトリウム-炭酸水素塩温泉) |
| 電話 | 0575-84-1188 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(白尾ふれあいパーク) |
2026年10月時点の情報です。
六ノ里の棚田と六の里棚田米
六ノ里は82戸の集落で、標高約530mから750mの斜面に、畑ヶ谷と源蔵寺の2つの棚田をふくむ約23.5haの水田が広がります。ブランド米の名前は「六の里」と書きます。味の良さを数字で表す食味値が80点に届かない米は出荷しない決まりがあり、名前は2019年に商標に登録されました。
2008年には、色の違う稲で田んぼに絵を描く「六ノ里・棚田にじいろプロジェクト」が始まり、2018年には移り住んだ人たちが中心になって、荒れていた源蔵寺の棚田を田に戻しました。2010年に作り手10人・71俵だった米づくりは、2025年には22人・360俵まで増えています。
アクセスと車中泊メモ
大和からひるがの高原へ通じる県道82号、愛称「やまびこロード」に面し、白鳥ICから約3.2km。スキー場やゴルフ場へ向かうクルマが立ち寄る駅で、標高は国道沿いの道の駅 清流の里しろとり(約5.0km)より100mほど高い459mです。県道82号をさらに東へ進み明宝へ抜ける道は、明宝寒水の2.0kmが冬のあいだ通れなくなります。
国道156号を南へ下ると、約11.9kmで道の駅 古今伝授の里やまとです。夜に食べ物を買うなら、清流の里しろとりの近くにあるローソン郡上白鳥店(約5.0km・24時間営業)まで。EVの充電器もなく、急速充電器は清流の里しろとりにあります。
朝市と喫茶チェリー
特産品の売り場には、しそ漬けの梅や地元の味噌、醤油が並び、新鮮朝市では棚田米と旬の野菜、生花を売っています。夕方には品数が少なくなるので、野菜が目当てなら午前中に。
朝7時30分から開く喫茶チェリーの名物は、棚田米のご飯で食べるケイちゃん定食。ケイちゃんは鶏肉を味噌などのたれで野菜と焼く郡上の郷土料理です。テナントの「おかあちゃんの店」では、地元のお母さんたちがネギ焼きなどを焼いています(火・水曜休み)。
周辺スポット
六ノ里の善勝寺には、樹齢400年を超えると推定されるエドヒガンの桜があり、郡上藩主の遠藤氏が植えたと伝わります。1973年に岐阜県の天然記念物になり、見ごろは例年4月中旬です。
道の駅から南へ下った那留(なる)は、江戸時代の宝暦年間に郡上藩の農民が起こした郡上一揆のゆかりの地です。1755年8月、一揆のおもだった約70人が「白鳥那留ヶ野」に集まり、円く名前を連ねた傘連判状で誓いを立てたとされます。8月15日の白鳥おどりの徹夜おどりは「宝暦義民の日」と名付けられ、郡上宝暦義民太鼓が打ち鳴らされます。
白鳥の町並みと長良川鉄道の美濃白鳥駅までは約4.5kmで、駅のまわりにはスーパーやドラッグストアも集まっています。
最寄りの温泉
那留の丘の上にある美人の湯しろとり かみほの湯までは約2.7km。「美人の湯しろとり」として営業していた温泉が2020年にいったん閉館し、2021年3月31日に、かみほの湯として新しく開きました。フィットネスジムが併設されています。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム-炭酸水素塩温泉で、源泉の温度は45.5℃。料金は2026年10月から大人の平日950円、土日祝1,000円になりました。10時から21時30分まで(最終入館21時)で、月曜が休みです(祝日は翌日)。1時間半2,800円の家族風呂もあります。