駐車場の一角に、湯泉地(とうせんじ)温泉の湯をかけ流す無料の足湯がある道の駅です。十津川村は面積672.38km²と村では日本一広く、2004年には全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を出しました。
地下1階の「むかし館」は入館無料で、山仕事の道具や、木材を川に流した筏の模型が並びます。受付は16時までです。
基本情報
| 所在地 | 奈良県吉野郡十津川村大字小原(おはら)225-1 |
|---|---|
| 標高 | 173m |
| 面する道路 | 国道168号 |
| 営業時間 | 8:30〜17:30(12〜2月は9:00〜17:00) |
| 定休日 | 1月1日 |
| 駐車場 | 普通車18台・大型車2台・身障者用2台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速(CHAdeMO 50kW)1基・24時間 |
| 温泉 | 併設なし(足湯あり)/最寄り=湯泉地温泉 滝の湯(約0.4km・アルカリ性単純硫黄泉) |
| 電話 | 0746-63-0003 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(十津川郷) |
2026年10月時点の情報です。
足湯と歩いて行ける湯
足湯の湯は硫黄の香りがして、少し熱め。宣言のとおり、村内の湯は循環も加水も加温もしていません。湯泉地温泉は村でいちばん古い温泉で、源泉は60℃、pH9.1のアルカリ性単純硫黄泉です。
道の駅から約0.4kmの湯泉地温泉 滝の湯は、もとは旅館だった建物を直した日帰りの湯です。大人800円、8時30分から20時までで、定休は木曜。
道の駅から約0.5km、滝の湯の少し先にある湯泉地温泉 泉湯は、室町時代から湯治場だったと伝わる湯です。こちらは火曜が休みで、大人600円。どちらも道の駅から歩いて行ける近さです。
そば処 行仙と売店
2階のそば処「行仙(ぎょうぜん)」は11時から15時まで。ざるそばは850円、なめこおろしそばは1,100円です。
1階の売店には、あまごの甘露煮や鮎のあぶり、十津川村のきのこが並びます。名物の「ゆべし」は、ゆずの中身をくりぬいて味噌や米粉、そば粉、ごま、かつお節を詰め、蒸してから藁に包んで干したもの。江戸時代の携行食が始まりと伝わります。
明治22年(1889年)8月の大水害のあと、十津川村の600戸・2,489人が北海道へ移り住み、新十津川町を開きました。売店にはその新十津川町のとうきびチョコレートや新十津川ラーメンも置いています。
周辺スポット
道の駅地下のむかし館とは別に、役場の前には十津川村歴史民俗資料館があり、道の駅から歩いてすぐです。大人300円、9時から17時(入館16時まで)で、休館日は火曜です。
谷瀬(たにぜ)の吊り橋(約22km)は全長297.7m、高さ54m。1954年に、住民が1戸あたり約30万円を出し合って架けた生活の橋で、渡るのは無料です。大型連休とお盆は一方通行になり、橋の近く、上野地(うえのじ)の村営駐車場は普通車2時間800円です。
玉置(たまき)神社(約19km)は、標高1,076mの玉置山の山頂近くにある社で、2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部になりました。樹齢約3,000年の神代杉が立ち、駐車場から本殿までは歩いて15分ほど。途中の国道425号は道幅が狭く、すれ違いの難しい所があります。
日本の滝百選の笹の滝(約20km)は落差約32mで、林道の終点の駐車場から歩いて10分ほど。熊野参詣道の小辺路(こへち)が通る果無(はてなし)集落(約12km)は、「にほんの里100選」に選ばれています。
アクセスと立地
国道168号に面し、京奈和自動車道の五條ICからは約65km。村の名は、1142年の高野山の文書に出てくる「遠津川」がもとで、都や港から遠い川の地という意味とされます。南の平谷(ひらたに)から道の駅のある小原までは、2019年9月に全線が開いた十津川道路(約6.0km)のトンネルで抜けられます。
その平谷では2026年6月29日に斜面が崩れて国道168号が止まり、8月22日から片側交互通行に戻っています。斜面の動きを測る計器が異常を示すと、また止まることがあります(2026年10月時点)。本宮へ抜けるときは、出る前に奈良県の道路情報を見ておきます。和歌山県側の道の駅 奥熊野古道ほんぐうまでは約23kmです。
車中泊メモ
駐車場は小さく、平日でも埋まりやすい道の駅です。十津川村に入ると24時間開いている店はなく、五條の市街が最後になります。村のガソリンスタンドは夕方に閉まり、日曜休みのスタンドもあるので、給油は昼のうちに。急速充電器は24時間使え、1分55円です。
足湯のあとに
足湯で湯の具合を確かめてから、滝の湯か泉湯へ。木曜は泉湯、火曜は滝の湯と、どちらかが開いています。北の道の駅 吉野路 大塔からは約40kmです。