駅名の「万葉」は、かつらぎ町の山や川を詠んだ歌が『万葉集』に15首あることにちなみます。紀の川のほとりに建つ道の駅で、2018年4月にはレストランを1階に移して席を増やしました。
柿の葉寿司は1個130円からばら売りし、5個入り650円、10個入り1,300円で持ち帰れます。ソフトクリームは季節限定の味も含めて各400円。地元の野菜や果物、柿を使った加工品も並びます。
基本情報
| 所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町窪487-2 |
|---|---|
| 標高 | 52m |
| 面する道路 | 国道24号 |
| 営業時間 | 物産販売所 8:30〜17:00、レストラン「まほろば」10:00〜16:00 |
| 定休日 | 年末年始(レストランは月曜も休み) |
| 駐車場 | 普通車85台・大型車16台・身障者用7台(無料) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO急速 2基(24時間・有料) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=かつらぎ温泉 八風の湯(約2.6km・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉など) |
| 電話 | 0736-22-0055 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(紀の川万葉の里) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
京奈和自動車道のかつらぎ西ICから県道125号を通って約2.7km、6分ほどです。すぐそばの紀の川の堤防や河川敷に出ると、広い川面が見渡せます。道の駅 かつらぎ西までは約2.7km、西へ約3.1kmで道の駅 青洲の里です。
妹背山と万葉の歌
紀の川をはさんで向かい合う二つの山を「妹背山(いもせやま)」と呼び、北岸の山が背山(せやま)、南岸の山が妹山(いもやま)です。背山の麓の背ノ山地区は道の駅から約0.8km。二つの山の間の川には船岡山(ふなおかやま)が浮かび、吊り橋で渡れます。大化2年(646年)、都の周りの「畿内」の南の境と定められた「紀伊の兄山(せのやま)」は、この背山だとされています。
『万葉集』巻四には「後れ居て恋ひつつあらずは紀伊国の妹背の山にあらましものを」(あとに残って恋しく思っているくらいなら、紀伊の妹背の山になってしまいたい)という歌があり、並んだ二つの山を夫婦や恋人に重ねた歌がいくつも詠まれました。
まほろばの麺と定食
レストラン「まほろば」は、ラーメン(750円)に柿の葉寿司を付けると1,000円になり、きつねうどん680円、ざるそば700円、カレーうどん800円と麺類がそろいます。ご飯ものはカツ丼1,000円、うなぎ丼1,400円、生姜焼きやハンバーグ、からあげの定食が各1,000円。物産販売所の果物は季節で入れ替わり、車で5分ほどの農園では、1月の柑橘のじゃばらに始まり、ほぼ一年中なにかしらの果物狩りができます。
車中泊メモ
駐車場とトイレは24時間使え、館内もトイレもきれいに保たれています。急速充電器は2基で、1台にCHAdeMOとテスラ用のNACSの2本のケーブルが付いていますが、同時には使えません。料金は1kWhあたり44円で、充電は90%で止まります。ガソリンは約0.7km先のSelfixかつらぎSS、買い出しは約1.4km先のローソンかつらぎ町笠田店で、どちらも24時間営業です。
周辺スポット
約1.4kmの宝来山(ほうらいさん)神社は、773年に起こりをもつと伝わる神社で、本殿4棟は国の重要文化財です。社殿の並びは1614年の造営のときのまま受け継がれ、社名には「宝がやってくる山」という意味が込められています。近くには、鎌倉時代の初めに文覚上人(もんがくしょうにん)が引いた用水路「文覚井(もんがくい)」が今も流れています。
約6.9kmの丹生酒殿(にうさかどの)神社には、樹齢300年以上、幹周り511cm、高さ25mの大イチョウが立ち、社殿の裏の鎌八幡宮では御神木に何本もの鎌が打ち込まれています。
北の山あいへ車で15分ほど上ると串柿の里の四郷(しごう)で、11月の初めから中ごろには軒先に串柿が並びます。途中に道の駅 くしがきの里があります。
最寄りの温泉
約2.6kmのかつらぎ温泉 八風の湯が最寄りで、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉などの自家源泉を使っています。夜は22時まで開いているので、日が暮れてからでも寄れます。
まとめ
柿の葉寿司を一つ二つ買って、堤防で紀の川を眺めながら食べる。それだけで、寄った甲斐のある道の駅です。