2026年4月1日に新しくなり、駐車場が広がって、休んでいた食堂も戻りました。名前に残る大塔(おおとう)は2005年に田辺市と合併した旧村の名で、大塔山(1122m)の西の麓にあることによるとされます。
売り場には熊野を中心に県内の産品がおよそ200種類並び、梅干しや手作りの味噌、田舎たくわん、らっきょう漬けがよく売れています。地元の木で作った木工品も人気です。
基本情報
| 所在地 | 和歌山県田辺市鮎川997-1 |
|---|---|
| 標高 | 59m |
| 面する道路 | 国道311号 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 木曜(祝日は営業) |
| 駐車場 | 37台(普通車34・中型車1・大型車2) |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | CHAdeMO急速 1基(最大50kW・24時間・有料) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=富里温泉 乙女の湯(約18.2km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0739-49-0143 |
| 公式サイト | 近畿地方整備局(ふるさとセンター大塔) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
紀勢自動車道の上富田ICから国道311号で約13.7km、阪和自動車道の南紀田辺ICからは約17.2kmです。庄屋屋敷をイメージした建物のすぐ横を、富田川(とんだがわ)が流れています。
国道311号を西へ約12.0km走れば道の駅 くちくまの、東へ約16.2kmで道の駅 熊野古道中辺路。道の駅 紀州備長炭記念公園までは約23.8kmあります。
リニューアルと売り場
今回の改装で、大型バスも停められるようになりました。定休日はそれまでの火曜から木曜に変わっています。旧大塔村は1956年に鮎川(あゆかわ)村や三川(みかわ)村などが合わさってできた村で、売り場には番茶や乾燥しいたけ、どくだみ茶、お菓子や漬物など、山の村らしい品が並び、季節には山菜も入ります。昔ながらの梅干しを探す人にも向いた売り場です。
車中泊メモ
CHAdeMOの急速充電器は2024年12月に今の機械に替わり、夜でも1分55円で使えます。コンビニは約1.2kmのローソン田辺大塔店、ガソリンは約2.6kmのJA鮎川SSか、約2.9kmのENEOS大塔SSで入れられます。
周辺スポット
約4.1kmの滝尻王子(たきじりおうじ)は五体王子の一つで、田辺側から中辺路の山道へ入る登り口です。富田川と石船川(いしぶりがわ)が合わさる所にあり、急な流れが滝のように鳴っていたことが名の由来とされます。1200年(正治2年)には後鳥羽院の参詣で歌会が開かれ、翌年に通った藤原定家は、川を何度も渡る道中と、川面に映る紅葉を書き残しました。裏山には、藤原秀衡(ひでひら)の子が岩から滴る乳で育ったと伝わる乳岩(ちいわ)と、くぐると安産に恵まれるという岩穴「胎内くぐり」があります。
向かいの熊野古道館は入館無料で、古道のルートを紹介する展示があり、杖も売っています。平安時代の旅装束を着て歩く着付け体験(1時間以内2,500円・要予約)も受け付けていて、駐車場は王子と共用で40台です。
日置川(ひきがわ)の上流、車で約34.9kmの百間山(ひゃっけんざん)渓谷には、約3kmにわたって奇岩や甌穴(おうけつ)、滝が続き、折り返しは乙女の滝。2人ずつしか渡れない吊り橋もあります。入口の駐車場は無料でトイレもあり、谷のキャンプ村は11月から4月末まで閉まります。ボートを借りて釣りができる殿山(とのやま)ダムへは、近畿地方整備局の案内では車で25分ほどです。
最寄りの温泉
この駅から近い日帰り湯は、旧大塔村が廃校になった小学校の跡地に建てた富里温泉 乙女の湯で、約18.2km。泉質はアルカリ性単純温泉で、大人500円です。平日は16時、日曜・祝日は12時に開き、木曜が休み。12月から3月は営業日が週末中心に減ります。
昼間に入りたい日は、田辺の市街まで約19.1km下れば天神温泉 田辺元湯があり、11時から日帰り入浴を受け付けています。
まとめ
滝尻王子とは4kmほどしか離れていないので、古道歩きの行きにも帰りにも組み込めます。休みの木曜だけは外して計画を。