駅の前で回る直径24mの木造水車は、小里川ダムの完成に合わせて造られた日本最大級の水車です。ダムの底に沈んだ谷には、かつて陶石を砕く水車がいくつも回っていて、その記憶を伝えるために建てられました。
食事処の名物は、山岡の細寒天を麺にした寒天らーめん(700円)。1杯86kcalで、むろあじ(あじの仲間)のだしで食べます。古代米と白米を2段に盛ったダムカレーもあります。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県恵那市山岡町田代1565-169 |
|---|---|
| 標高 | 409m |
| 面する道路 | 県道33号 |
| 営業時間 | 3〜11月 9:00〜17:00・12〜2月 9:30〜16:30(食事処 11:00〜14:00) |
| 定休日 | 年末年始(12月29日〜1月1日) |
| 駐車場 | 普通車55台・大型車6台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=稲荷温泉 不老荘(約5.6km・単純弱放射能冷鉱泉) |
| 電話 | 0573-59-0051 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(おばあちゃん市・山岡) |
2026年10月時点の情報です。
木造水車と小里川ダム
道の駅のすぐ隣にある小里川ダムは、1982年に工事が始まり、2004年3月に完成したダムです。高さ114m、堤の長さは331.3m、ためられる水は1,510万m³で、洪水を防ぐほか発電にも使われています。ダムの右岸が恵那市山岡町、左岸が瑞浪市陶町で、道の駅はその境に立っています。
水車のそばには、大正時代に造られた石の三連アーチ橋、與運橋(ようんばし)が移されて残っています。水車とダムを一緒に見渡すこの眺めが、駅でいちばんの人気です。敷地には展望台と芝生の公園、こども広場もあります。
アクセスと車中泊メモ
県道33号に面し、中央道の瑞浪ICから約11.2km、恵那ICからは約27.0kmです。土日の昼どきは駐車場が満車になりやすく、食事処の営業は14時までです。
24時間開いているコンビニは、ダムの対岸の陶町にあるファミリーマート瑞浪陶町店(約5.2km)。給油は山岡SSが7時から19時までです。西の土岐へ約10.5km下れば道の駅 土岐美濃焼街道、東へ約20.8km進むと道の駅 上矢作ラ・フォーレ福寿の里があります。
みはらし茶屋とおばあちゃんの直売所
ダムと同じ2004年に開業した駅で、2022年4月には売り場を広げ、食事処に屋根付きのテラス席を設けました。2023年度には約47万人が訪れています。食事処の「みはらし茶屋」では、煮物や天ぷら、味噌田楽が並ぶおふくろの味定食(1,200円)が定番で、ご飯は味ごはん・山菜おこわ・ちらし寿司・古代米から選べます。ダムカレーは1,400円です。
屋台では、5月から11月に売る寒天ソフト(600円)や五平餅(250円)、みたらし団子を買えます。直売所には地元のお年寄りが育てた野菜や手づくりの加工品、山岡の細寒天が並び、全国の道の駅との交流品もそろいます。
山岡の細寒天
山岡は、ところてんを細く突き出して干す「細寒天」の、全国の生産量の約8割を作る町です。寒天づくりは1925年に隣の岩村町で農家の冬の仕事として始まり、1931年に山岡へ拠点が移りました。冬の夜はマイナス5〜10℃まで冷え込み、昼は晴れて乾く気候が寒天に合い、1972年には岐阜県が長野県を抜いて全国一の寒天の産地になりました。いまも12月から2月には、田んぼに組んだ「ロジ」という棚で、天草から作ったところてんを凍らせては乾かしています。
周辺スポット
約9.7kmの明知鉄道山岡駅に隣接する「山岡駅かんてんかん」には、無料の寒天資料館と寒天のレストランがあります(月曜休み)。
約11.5km先の明智町の日本大正村は1984年に開村し、大正村資料館は大人300円、3館の共通券は500円です。「銀行蔵」と呼ばれる木造4階建ての繭蔵は、市の有形文化財になっています。
最寄りの温泉
いちばん近い温泉は、瑞浪市の小里にある宿、稲荷温泉 不老荘で約5.6km。源泉19.6℃の単純弱放射能冷鉱泉を、水を加えずに約42℃まで沸かし、かけ流しにしています。日帰り入浴の料金と時間は、宿への問い合わせが必要です。