「633」は、すぐそばで交わる2本の幹線道路の番号、194と439を足した数です。6・3・3を「む・さ・さ」、「美」を「び」と読ませ、吾北の森にすむムササビにちなんで「むささびのさと」と名付けられました。
物産館は朝9時に開き、季節のスイカやイチゴ、カボチャパイが並びます。名物の「ソフトサンド」(280円)は、ふわふわのビスキュイでソフトクリームをはさんで凍らせたアイスです。
基本情報
| 所在地 | 高知県吾川郡いの町上八川甲1160-2 |
|---|---|
| 標高 | 118.4m |
| 面する道路 | 国道194号 |
| 営業時間 | 物産館 9:00〜18:00、食事処「はちきんや」10:00〜16:00(LO15:30) |
| 定休日 | 12月31日〜1月3日 |
| 駐車場 | 普通車25台・大型車5台・身障者用2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器1基(CHAdeMO 50kW・24時間) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=吾北むささび温泉 約4.9km(含鉄ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉) |
| 電話 | 088-850-5300 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(633美の里) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
国道194号に面し、上八川川のほとりに建っています。最寄りは高知自動車道の伊野ICで、そこから山あいの道を北へ上ります(高知ICからは約42km)。道の駅への登録は2002年8月です。
直売所・グルメ
食事処「はちきんや」の秋の看板は、つがにうどんとそば。ツガニ(モクズガニ)を生きたまま石臼などで砕き、そのだしで仕立てる土佐の郷土料理「つがに汁」を麺にしたものです。ツガニ漁が解禁になる8〜11月にあわせて登場し、手間がかかるため家庭ではめったに作られません。ふだんは山里定食などが食べられます。
物産館の野菜は近くの農家が持ち込むもので、季節によって顔ぶれが変わります。2026年1月15日には、道の駅の中にイチゴ農家の「ベリー農園山本」のスイーツの店が開き、生パウンドケーキなど地元の果物を使った菓子が並びます。
車中泊メモ
駐車場は普通車25台、大型車5台、身障者用2台と小ぶりです。物産館は18時まで、はちきんやとは別の軽食・喫茶コーナーは当面のあいだ16時で閉まります。EVの急速充電器は24時間使え、1回45分までです。
国道194号を北へ約26.3km上れば温泉のある道の駅 木の香、南へ約19.5km下れば紙すき体験の道の駅 土佐和紙工芸村があります。
周辺スポット
北へ約8.7kmのにこ淵は、仁淀川の支流・枝川川にある滝つぼです。「仁淀ブルー」の名付け親として知られる写真家の高橋宣之さんが、この青こそ仁淀ブルーだとたたえた場所で、時間帯によって色が変わります。JR伊野駅からはとさでん交通の長沢行きバスで約50分、程野入口から歩いて約20分です。水神の化身の大蛇がすむと伝わる神聖な淵のため、泳ぐことはもちろん、飲食もできません。川へ下りる階段は急なので、足元に気をつけてください。
にこ淵の近くにはオートキャンプ場とバンガローのある「グリーンパークほどの」があり、手ぶらでできるバーベキュー(予約制・木曜休み)も受け付けています。園内にはお祭り広場や森林生態学習館もあり、程野の渓流ではアメゴやニジマスが釣れます。近くの工石山陣ヶ森県立自然公園には、アセビの群生林が広がります。
にこ淵から約1.5km奥の程野の滝は、東滝・西滝・権現滝・大滝の4つの滝をまとめた呼び名です。四国一とされる断層崖にかかり、絶壁の高さは約50〜100mに及びます。秋は道中の紅葉も見どころです。
最寄りの温泉
国道を南西へ約4.9km、車で4分ほどの吾北むささび温泉が最寄りです。泉質は含鉄(Ⅱ)-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、鉄分のせいで湯が赤茶色に染まります。2004年に開いた日帰り湯で、上八川川を見下ろす湯船のほか、小さなサウナとトレーニング室があり、大人800円、11時〜21時(受付20時まで)です。
木曜はむささび温泉が休みなので、その日は北へ約26.3kmの木の香温泉(含鉄ナトリウム塩化物泉・火曜休み)へ回ります。
まとめ
秋に通るなら、昼はつがにうどん。午後はにこ淵の青を見に行き、帰りに赤茶色の湯で温まる。色の違う二つの水を一日で見比べられる駅です。