家康が生まれた岡崎の東の入口、江戸の日本橋から数えて東海道37番目の宿場だった藤川宿にある道の駅です。芭蕉が「爰(ここ)も三河むらさき麦のかきつはた」と詠んだむらさき麦を地元で育て、商品やメニューにも使っています。
食事処の「よって味りん」では、竹千代ポーク味噌カツ定食(1,280円)や、鶏の「岡崎おうはん」を使った親子丼(1,180円)が食べられます。朝9時から10時30分までは、卵かけごはんのセット(600円)もあります。
基本情報
| 所在地 | 愛知県岡崎市藤川町字東沖田44番地 |
|---|---|
| 標高 | 53m |
| 面する道路 | 国道1号 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(よって味りんはL.O.17:30)/ミニストップは24時間 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 普通車162台(第2駐車場84台を含む)・大型車21台・身障者用3台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速1基・普通1基 |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=ホテル竹島(約16.6km・アルカリ性単純温泉) |
| 電話 | 0564-66-6031 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(藤川宿) |
2026年10月時点の情報です。
東海道の藤川宿とむらさき麦
藤川が宿場になったのは、1601年(慶長6年)に伝馬朱印状が出されてからです。江戸後期の記録では、本陣と脇本陣が1軒ずつ、旅籠が36軒、家は302軒ありました。いまも東西の棒鼻(ぼうばな=宿場の出入口)が再現され、脇本陣の門や本陣跡の石垣が残っています。
むらさき麦は、茎や穂が紫色になる大麦で、食べるより観賞や染物に使われてきたことから「紺屋麦」とも呼ばれます。藤川で育てているのは「大公館」という品種で、見ごろは毎年5月中旬。2001年には、東海道の宿駅制定400年の行事として「むらさき麦まつり」が始まりました。芭蕉の句碑は、十王堂の境内に立っています。
アクセスと車中泊メモ
2012年9月に登録された、愛知県内の国道1号で最初の道の駅です。東名の岡崎ICからは15分ほど、新東名の岡崎東ICからは20分ほど。名鉄の藤川駅が南隣にあり、歩いて1分です。
駐車場は24時間開いていて、敷地のミニストップで夜も買い物ができます。普通車のうち84台分は第2駐車場です。非常用の発電機は72時間分の燃料を持ち、停電のときも駐車場とトイレに電気を送れます。
給油は約2.7kmの美合(みあい)SS(7時〜20時、日曜は8時〜19時)が近く、道の駅どうしでは道の駅 筆柿の里・幸田まで約14.6km、道の駅 にしお岡ノ山まで約15.4km、山あいの道の駅 つくで手作り村まで約29.2kmです。
家康御幣と岡崎のお土産
屋外の屋台では、八丁味噌を塗った五平餅「開運!家康御幣」(300円)や法蔵寺団子(100円)、宮ザキ園のわ紅茶を使ったソフトクリーム(400円)を売っていて、屋台の支払いはPayPayだけです。
「きらり岡崎」コーナーには岡崎のお土産が400点以上そろい、八丁味噌の商品や、オカザえもんのグッズも並びます。産直コーナーには、秋は筆柿や秋なす、冬は自然薯や法性寺(ほっしょうじ)ねぎ、一年を通してみかわもち豚や米のミネアサヒが出ます。
むらさき麦を使った割れせんべい(324円)や、むらさき麦の地ビールも売り場にあります。
藤川宿資料館と岡崎城、周辺スポット
約0.85kmの藤川宿資料館は脇本陣の跡にあり、宿場の町並みの模型や市の文化財の高札が見られます(無料・月曜休み)。名鉄藤川駅の近くからは約1kmの松並木が続き、クロマツ約90本は1963年に市の天然記念物になりました。
約1.8kmの一畑山薬師寺には、2012年に公開した長さ8.94mの薬師如来の涅槃像があり、純金の箔およそ3万枚で覆われています。寺には祈祷を受けた人が入れる霊泉「御霊泉」もあります。
約8.0kmの岡崎城は、家康が生まれた岡崎の城で、天守は1959年に復興され、2023年1月21日にリニューアルしました(天守300円)。約8.3kmのカクキュー八丁味噌では、工場見学が無料です。「八丁」の名は、岡崎城から西へ八丁(約870m)の八丁村にちなみます。
最寄りの温泉
日帰りの天然温泉は、約16.6km離れた蒲郡市竹島町のホテル竹島まで行くことになります。正午から入れて、受付は15時まで。
夜遅くに入るなら、約4.7kmの「おかざき楽の湯」が23時まで開いていて、温泉ではありませんが高濃度炭酸泉と大きな露天風呂があります(平日950円)。