駅名の「五木(ごぼく)」は、ヒノキ・アスナロ・ネズコ・サワラ・コウヤマキの木曽五木のこと。館はこの5種類の木を1尺(約30cm)角の柱にして組んだ手作りの建物で、館内に立つ5本の柱が、それぞれ違う木でできています。
目の前を川上川が流れ、まわりを山に囲まれた小さな駅です。上流には、5つの滝と1万5千本を超えるもみじの夕森渓谷があります。
基本情報
| 所在地 | 岐阜県中津川市川上1849-3 |
|---|---|
| 標高 | 434m |
| 面する道路 | 県道3号(福岡坂下線) |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 火曜・年末年始 |
| 駐車場 | 普通車21台(身障者用1台を含む)・大型車2台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | なし |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯(約16.2km・単純温泉) |
| 電話 | 0573-74-2376 |
| 公式サイト | 中部地方整備局(五木のやかた・かわうえ) |
- 夕森渓谷の遊歩道は、2025年7月10日の豪雨で一部が流され、通れない区間があります。
2026年10月時点の情報です。
木曽五木の館と手機織り
柱ごとに木目や色、香りが違い、1つの建物の中で5種類の木を見比べられます。
川上は、山にすむ蛾の繭からとる絹糸「山まゆ(天蚕・てんさん)」の産地で、館では絹織物や夢久蔵織りを手機(てばた)で織る技を見学できます。手機織りの体験施設を備え、売店と喫茶・軽食のコーナー、無料の休憩所、情報コーナーがあります。
アクセスと車中泊メモ
県道3号の福岡坂下線に面し、中央道の中津川ICから約19.6km、車で30分ほどです。国道19号を木曽方面へ走り、坂下から国道256号を経て県道3号を北へ上ります。駐車場は普通車21台と小さく、大型車は2台までです。
川上と坂下にはコンビニがなく、近いのは木曽川向こうのデイリーヤマザキ木曽山口店(約6.0km)。給油は坂下の坂下SS(約4.8km、7時から19時、日祝は8時から)で、夜遅くまで開くスタンドはありません。EVの充電は、約5.2km下の道の駅 きりら坂下に普通充電器があります。約8.6kmで道の駅 賤母、西へ約11.1km進めば道の駅 花街道付知です。
木一本、首一つ
木曽五木は、江戸時代に木曽の森を治めた尾張藩が「停止木」として伐ることを禁じた5種類の木です。勝手に伐れば「木一本、首一つ」といわれるほど重い罰が科され、この決まりが木曽谷の森を今に残しました。
道の駅の前を流れる川上川でも、付知川や加子母川でも、かつては伐り出した木材を川に流して運んでいました。川上村は1905年に坂下村から分かれた村で、2005年2月に中津川市と合併しています。
周辺スポット
約6.0km上流の夕森渓谷は、裏木曽県立自然公園に入る標高約700mの渓谷で、5つの滝があります。落差12mの竜神の滝は岐阜県の名水50選に選ばれ、銅穴(どうこう)の滝は17m、忘鱗の滝は20m。白い竜が滝から天へ昇ったという話と、竜がうろこを落としていったという話が残ります。紅葉の見ごろは例年10月下旬から11月中旬で、竜神の滝キャンプ場(旧名は夕森渓谷キャンプ場)もあります。
約7.9kmの椛の湖は、毎年9月に湖畔のそば畑に花が咲きそろい、そばの花まつりが開かれる名所で、日本で初めての野外フェスとされる「全日本フォークジャンボリー」の記念館も湖のほとりにあります。
最寄りの温泉
川上地区には市の保健福祉施設「かたらいの里」があり、大浴場に大人440円、小・中学生220円で入れます(10時から21時30分、火曜休み)。11回分の回数券は4,400円です。
天然温泉なら、付知町の付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯(約16.2km)か、馬籠に近い神坂の中津川温泉 クアリゾート湯舟沢(約17.5km)です。おんぽいの湯は地下1,330mから湧く42℃の単純温泉をかけ流しにしていて、大人800円で22時まで開いています(第4水曜休み)。毎月第4木曜のサービスデイは大人500円です。湯舟沢はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、お風呂だけなら平日700円、休日1,000円で、平日は20時、土日祝は21時までです。