福岡県との境にある小栗峠のふもと、国道3号沿いの「道の駅 鹿北 小栗郷」。名前はこの峠からとったもので、江戸時代には薩摩街道の関所が置かれた道筋です。
喫茶では、肥後藩主の細川忠利が好んだと伝わる地元の銘茶・岳間茶を無料でふるまっています。大型車も20台ほど停められます。
基本情報
| 所在地 | 熊本県山鹿市鹿北町岩野4186-130 |
|---|---|
| 標高 | 約118m |
| 面する道路 | 国道3号 |
| 営業時間 | 小栗館(物産)9:00〜17:00/あか牛食堂よかよか 11:00〜17:00(L.O.16:30)/ぷちかふぇ おぐりの樹 10:00〜16:00 |
| 定休日 | 第3木曜(祝日の場合は翌日・8月は無休)・1/1〜1/3 |
| 駐車場 | 普通車191〜210台・大型19〜20台・身障者用4台(資料により差あり) |
| RVパーク | なし |
| EV急速充電 | あり(2基) |
| 温泉 | 併設なし(最寄り=平山温泉 元湯/約13.4km・車で20分・アルカリ性単純硫黄温泉) |
| 電話 | 0968-32-4111 |
| 公式サイト | 道の駅鹿北(九州の道の駅) |
アクセスと駐車場
熊本市と福岡県久留米市のほぼ中間にあり、福岡から国道3号を下ってくると、県境を越えて最初の休憩場所になります。峠の標高は約183mで、筑後と肥後を結ぶ古くからの道でした。山鹿の市街までは約15kmです。
駐車場は公式で普通車210台・大型19台・身障者用4台(国交省の配置図では普通車191台・大型20台)。建物は2001年の完成で、くまもとアートポリスの参加作品として2002年にデダロ・ミノス賞の特別賞を受けました。
物産館と食堂
物産館「小栗館」には鹿北の野菜や栗の加工品が並び、栗団子、いきなり団子、馬肉まん、おぐりパイが定番です。野菜は午後には品薄になりがちです。
食事処は2023年4月1日から「あか牛食堂 よかよか」に替わり、熊本のあか牛を使った丼や定食を出しています。あか牛丼は2,290円(2024年時点)。以前の郷土料理の食堂「お栗茶屋」はもうありません。喫茶「ぷちかふぇ おぐりの樹」は10時〜16時です。
カントリーパークと体験
敷地のカントリーパークでは、夏休みの間だけ地下水を使った屋外プールが開きます。水深は30cm・80cm・3mの3種類で、夏の週末は家族連れでにぎわいます。2026年の営業は終わっています。
地元のあや杉を使った木工体験の「木遊館」は、2022年12月から改装のため閉館中で、あや杉の積み木セットは通販で買えます。
車中泊メモ
RVパークはありません。駐車場は広く、トイレもきれいに保たれています。EVの充電器は2基。定休日の第3木曜は物産館も食堂も閉まるので、県境を越える日が重なるときは食事の予定をずらしておきましょう。国道3号に面しているので、車の音が気になるなら国道から離れた区画を選ぶと落ち着きます。
周辺スポット
岳間渓谷(約14.5km)は岩野川上流の渓谷で、入場無料、駐車場50台。キャンプ場とマスの釣り堀があります。
山鹿の八千代座(約15km)は1910年に建った芝居小屋で、1988年に国の重要文化財になり、1996〜2001年に「平成の大修理」を受けました。見学は一般530円(山鹿灯籠民芸館との共通券730円)、9時〜18時、第2水曜休み。
菊鹿ワイナリー(熊本ワインファーム 菊鹿醸造所・約19km)は10時〜17時、火曜定休。山鹿市蒲生の不動岩(約21km)は高さ約80mの巨岩で、彦岳権現と綱引きをしたという伝説が残ります。ふもとの展望所の駐車場は7台です。
最寄りの温泉
道路距離では和水町の三加和温泉(約12.6km・アルカリ性単純温泉・pH10.09)がわずかに近いのですが、2026年3月末で運営会社が替わり、その後の営業状況が確認できません。確実なのは山鹿市の平山温泉 元湯で、約13.4km・車で20分ほど。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉で、とろりとした湯ざわりで知られます。大人400円、6時〜21時30分、定休日なし。
山鹿の市街に出るなら、山鹿温泉さくら湯(約15km・350円・6時〜24時・第3水曜休み)も使えます。
まとめ
福岡から国道3号で熊本に入ったら、まずは岳間茶で一服。峠を下りたら、平山の湯で長距離運転の疲れを流して一日を締めくくれます。