「塩江」の名は、塩気のある泉が湧いたことに由来するといわれ、古くは「潮江」と書きました。奈良時代に行基が見つけたと伝わる塩江温泉は、温泉の少ない香川で、歴史の長さでも規模でもいちばんの温泉地です。
「観光物産センターしおのえ」は朝8時に開き、シイタケや漬物、塩江の銘茶、竹細工が並びます。軽食コーナーでは素朴なかけうどんと、ソフトクリームが人気です。営業は3〜10月が19時、11〜2月は18時までと、道の駅としては遅くまで開いています。
基本情報
| 所在地 | 香川県高松市塩江町安原上東字塩江390-21 |
|---|---|
| 標高 | 204.7m |
| 面する道路 | 国道193号 |
| 営業時間 | 8:00〜19:00(11〜2月は18:00まで) |
| 定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日)、12月31日〜1月2日 |
| 駐車場 | 普通車22台・大型車2台・身障者用1台 |
| RVパーク | なし |
| EV充電 | 急速充電器あり(24時間・1回500円) |
| 温泉 | 併設なし/最寄り=新樺川観光ホテル 約0.8km(アルカリ性・pH9.12) |
| 電話 | 087-893-1378 |
| 公式サイト | 四国地方整備局(しおのえ) |
2026年10月時点の情報です。
アクセスと立地
香川と徳島を結ぶ国道193号に面し、高松自動車道の高松中央ICから約18.4km、30分ほど。高松空港からは車で約20分です。標高は約205mの山あいで、情報コーナーでは気象や道路の情報、地域の催しを案内しています。
塩江温泉郷
温泉は香東川沿いの断層に沿って10か所以上の源泉があり、どれも冷たい鉱泉です。泉質は源泉ごとに違い、単純温泉と単純硫黄泉があります。空海もここで修行し、人々に湯治を勧めたと伝わり、日露戦争のあとには傷病兵の療養にも使われました。
戦前は琴平電鉄の塩江線が、当時の仏生山町(いまの高松市)から温泉まで通っていました。現在の温泉街は10軒ほどの宿が並ぶ静かな湯治場です。
温泉郷で唯一の日帰り専門の湯だった、道の駅に併設の「行基の湯」は、2023年5月8日に閉館しました。高松市は川の向こう岸に、温浴施設と物販、飲食をそろえた新しい道の駅を建てる計画を進めていて、早ければ2029年度の開業を目指しています(2026年1月時点)。
車中泊メモ
駐車場は普通車22台、大型車2台と小さめです。山あいなので夏は平地より涼しく、冬は冷え込みます。春と夏、秋には季節の催しがあり、ライトアップや花火の日もあります。火曜が休みで、火曜が祝日の週は水曜に休みます。急速充電器は24時間使え、1回500円です。
北西へ約13.3kmで道の駅 香南楽湯、県境の山を東へ越えて約16.9km走ると道の駅 ながおがあります。
周辺スポット
約0.7km先のホタルと文化の里公園は「ホタルの里」に選ばれ、毎年6月上旬に川沿いをゲンジボタルが舞います。駐車場は無料です。園内には企画展が入れ替わる小さな塩江美術館(月曜休み)もあります。春は桜並木も見事です。
約1.1kmの内場ダムは、香東川の洪水を防ぐため1938年に着工した重力式コンクリートダムで、「四国のダム八十八ヶ所」の第81番で、管理所ではダムカードがもらえます。ダム湖の内場池はヘラブナやブラックバスの釣り場として知られ、周りにはテニスコートやサイクリングコースもあります。さらに奥の大滝山は香東川の源流で、標高340〜943mの一帯は林野庁の「水源の森百選」に選ばれています。樹齢100年を超えるブナやケヤキ、ヤマザクラの天然林が残り、展望台やハイキングコース、自然学習館のある「県民いこいの森」と、大滝山キャンプ場が整っています。
最寄りの温泉
日帰りで入れる宿のうち、いちばん近いのは約0.8kmの新樺川観光ホテルです。湯はpH9.12のアルカリ性で、とろみのある柔らかな肌ざわり。露天風呂とサウナがあり、日帰りは10時30分〜21時(受付20時まで)、大人820円、不定休です。路線バスの終点「塩江」からは、連絡すれば送迎してもらえます。
まとめ
6月上旬に来るなら、日が落ちてから公園の川辺へ。ホタルを見て、温泉に浸かって帰れる道の駅です。