ハイエース×オーリンズ ショックアブソーバー11万km使用レビュー【本体・オーバーホール・調整・総額30万円の価値】

導入

足回り改造の最初の一手はショックアブソーバーです。

2018年にStyle藍(エレガント スポーツ アジュール)のオーリンズDFVモデルを導入し、2026年現在で11万km使用しています。初期投資から整備費込みの総額は30万円超。安い買い物ではありませんでしたが、7年間使い続けた結果として、この投資は正しかったと思っています。

この記事では、11万kmの使用レビュー、7年間の調整変遷、整備の内容と費用をまとめます。

なぜStyle藍オーリンズを選んだか

2018年当時、具体的に検討したのはUI-VehicleとStyle藍でした。UI-VehicleはHPを見てもセッティング内容の詳細がよくわからず、最終的にStyle藍(エレガント スポーツ アジュール)に決めました。

Style藍の最大の特徴は、ユーザーの希望に応じたカスタムセッティングができる点です。「乗り心地(特にリア)&フラット感&安定したハンドリングを両立したスペック」という形で具体的な要望を伝え、それに合わせてチューニングしてもらえます。既製品を選んで段数だけ調整するメーカーとは、ここが違います。

DFVとアズライトの2モデルについては、キャンピングカーとして使うなら「細かい振動に強い」DFVの方が合うと判断しました。硬さは後から段数で調整できます。結果的にこの選択で問題ありませんでした。

純正からの変化

交換直後の変化は明確でした。高速道路での横風に緊張することがなくなり、コーナリングに余裕が生まれました。跳ねることがなくなったため、山道での疲労がかなり変わりました。長距離を走ると、その差が体感としてわかります。

7年間の調整変遷

20段階調整で「シーン別に細かく変える」という使い方は現実的ではありませんでした。自分の使い方に合った設定を決めたら、そのまま使い続けるのが実態です。ただ、積載が大きく変化したタイミングでは調整が必要でした。

時期フロントリア
2018年(導入時)8段10段
2022年6段10段
2026年(現在)4段8段

※数字が小さいほど硬い設定です。

段数を硬い方向に変えてきた理由は積載の増加です。導入時と比べてフロント側だけで100kg以上増えています。

  • 回転シート:10kg×2 = 20kg
  • ポタ電(BLUETTI)(運転席後):72kg
  • 冷蔵庫18L(運転席・助手席間)
  • 冷蔵庫25L(助手席後)
  • ポータブルクーラー(季節により)

固定式ショックであれば、積載が大幅に変わった時点で買い替えが必要になります。調整式なら段数を変えるだけで対応できます。追加投資なしで積載の変化に対応できるのが、20段調整の実際的な価値です。

メーカー推奨セッティング(参考)

  • 基本おすすめ:フロント12段 / リア14段
  • しっかりしたハンドリング:フロント10〜6段 / リア12〜8段
  • 重い荷物を載せて走る場合:フロント10〜6段 / リア10〜6段
  • 後部座席に人を載せる場合:フロント16〜12段 / リア20〜12段
  • 荷物を載せずに移動する場合:フロント16〜10段 / リア18〜10段

※車高やスプリングの変更によって変わります。キャンピングカーは参考程度にしてください。

整備の記録とトータルコスト

整備の流れは、ショック4本を取り外してStyle藍に送付し、整備・調整後に返送してもらい、近くのトヨペットで取り付けるという方法です。脱着の手間はかかりますが、専門店での整備という点で安心感があります。

初期投資(2018年):170,000円
Style藍 DFVモデル(運送込)。

5万km時の整備(2022年):72,000円

整備完了後の梱包に交換済みのロッドが入っていて、メールでの説明を読むと左フロントのロッドに微細なスレがあり、予防的に交換したとのことでした。写真で見ても素人目には何が問題なのか全くわかりません。事前確認ではなく整備後の報告という流れでしたが、専門店の判断に任せられるのはむしろ安心です。

この整備時に乗り心地の希望をメールで相談したところ、「突き上げ防止」と「ふらつき防止」を強化したワイド4WDスペックへの変更を提案してもらいました。整備直後は少し硬く感じましたが、その後徐々に馴染んでいきました。エレガント スポーツ アジュールの社長からも、この経過は正常とのことでした。

なぜ左フロントだけだったのかは、正直よくわかりません。当時は重量物が左側に集中していたため、重量バランスの影響を疑いポータブル電源(72kg)を右側へ移動しましたが、それが直接の原因かどうかは不明です。

10万km時の整備(2025年):64,000円

2回目も同様に送付での整備。今回は全て問題なし、ロッド交換不要。通常メンテナンス(ブーツ交換のみ)でした。10万km時点で問題なかったことから、5万km時の予防的整備が効いたのだろうと理解しています。

7年間のトータルコスト

項目金額
初期投資(2018年)170,000円
5万km整備(2022年)72,000円
10万km整備(2025年)64,000円
総額306,000円

次回の整備は15万km頃を想定しています。

価格については、オーリンズ本体はStyle藍公式サイト、整備費用はStyle藍へのお問い合わせで確認してください。2018年・2022年・2025年時点の価格のため、現在は変動している可能性があります。

Style藍(エレガント スポーツ アジュール)について

Style藍は静岡県にあります。遠方でもここを選んでいるのは、カスタムセッティングの対応とメールでのやり取りの質です。整備のたびに乗り心地の希望を伝えると、それに合わせた提案をしてもらえます。整備内容の詳細な報告や交換部品の説明も丁寧で、質問への回答も早いです。

オーリンズを専門で扱っているショップならではの対応だと感じています。

足回り改造の優先順位

スタビライザー、リーフスプリング、トーションバーも足回り改造として重要なパーツです。ただ、最初の一手はショックアブソーバーです。11万km走った今もその考えは変わっていません。

ではまた。


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