福岡・大分紅葉ドライブ1泊2日(後編)|九重絶景・すずめの戸締まり聖地・白蛇体験・秘湯温泉の旅

前編では、福岡のめだか寺から始まり、道の駅おおとう桜街道のイルミネーション点灯式、さるとび村の案山子、守実温泉を経て、道の駅やまくにで車中泊したところまで記録しました。

2日目は九重エリアを回り、3日目は熊本県小国町の北里柴三郎記念館を訪れました。当初は1泊2日の予定でしたが、時間の余裕がなくなり2泊3日になりました。

2日目のルート:道の駅やまくに(9:30出発)→ 立羽田の景(10:00)→ 豊後森機関庫公園(11:00)→ 九重夢大吊橋(14:30)→ 九重白蛇参拝所(15:15)→ わいた温泉豊礼の湯(16:15)→ 道の駅小国(17:45・車中泊)

3日目のルート:道の駅小国(出発)→ 北里柴三郎記念館(11:00)→ ごはん処北里バラン(12:30)→ 帰路


立羽田の景 展望駐車場

立羽田の景の駐車場に立つ黄金色に色づいた銀杏の木

住所:大分県玖珠郡玖珠町古後
見学料:無料
駐車場:無料
標高:約530m

道の駅やまくにから約30分、10時に到着しました。

11月下旬、銀杏は見事に色づいていました。青空を背景に黄金色の大木が立っていて、周囲の紅葉した山々と合わせて秋の玖珠らしい景色です。駐車場にはすでに数台の車が止まっていて、多くの人がカメラを構えていました。玖珠盆地の景色も一望できます。

滞在時間:10分

豊後森機関庫公園|「すずめの戸締まり」の扉がある聖地

住所:大分県玖珠郡玖珠町岩室36-15
営業時間(ミュージアム):10:00〜16:00
休館日:月曜日・年末年始
入場料:公園 無料 / ミュージアム 100円(小・中学生無料)
駐車場:無料

立羽田の景から約15分、11時に到着しました。道中、道の駅童話の里くすに立ち寄りました。鉄道ファンには貴重な近代化遺産ですが、新海誠監督のアニメ映画「すずめの戸締まり」に登場する扉が再現されたことで、映画ファンも多く訪れるようになっています。

公園に入ると保存されているSL29612号が目に入ります。昭和9年(1934年)建設の扇形機関車格納庫を背景に、黒い車体が存在感を見せています。紅葉の木が機関車の横に色を添えていました。

豊後森機関庫の扇形の建物跡と中央の転車台

機関庫中央には転車台が残っています。窓ガラスが失われた骨組みだけの廃墟のような機関庫の佇まいが、「すずめの戸締まり」の世界観と重なります。

機関庫跡に再現されたすずめの戸締まりの扉と2人の人物

公園内には「すずめの戸締まり」に登場する白い扉が再現されています。扉には蔦が這い、足元には小さな椅子が置かれていました。映画を観た方は記念撮影ができます。

豊後森機関庫ミュージアムでは機関庫の歴史と鉄道関連の展示が見られます。入場100円で、「すずめの戸締まり」の椅子を貸し出していて扉まで持って行って撮影できます。

見学中、公園横を特急「ゆふいんの森」号が通過しました。緑色の車体が紅葉と機関庫の間を通り過ぎる光景は、タイミングが合えばシャッターチャンスです。

豊後森機関庫横を通過する緑色の特急ゆふいんの森号

滞在時間:1時間


九重夢大吊橋

紅葉の山を背景に観光客が渡る九重夢大吊橋の全景

住所:大分県玖珠郡九重町田野1208
営業時間:8:30〜17:00(季節により変動)
入場料:中学生以上 500円・小学生 200円
駐車場:無料(複数あり)
標高:約800m(橋の位置)

豊後森機関庫公園から渋滞もあり約1時間かかり、14時30分に到着しました。高さ173m、長さ390mの歩行者専用吊橋です。

橋の入口に立つと、主塔から延びるケーブルが目に入ります。橋の下には深い渓谷が広がり、足元の格子状の床から下が見えます。みんなの歩行で橋が揺れ、173mという高さから手すりを握りしめる方もいます。11月下旬の紅葉シーズンで、周囲の山々は赤や黄色・オレンジに色づいていました。橋を渡りきると北方ゲート側から橋全体を見渡せます。週末で観光客は多かったですが、橋が長い分混雑は気になりませんでした。

滞在時間:45分

九重白蛇参拝所・龍昇院

住所:大分県玖珠郡九重町田野1999
営業時間:9:00〜17:00頃
入場料:大人 500円・小人 100円
駐車場:九重夢大吊橋の駐車場を利用
標高:約800m

北方ゲートから歩いてすぐ、15時15分に到着しました。九重夢大吊橋とセットで立ち寄る参拝所です。実際に白蛇に触れることができます。

手に乗せてもらうと、ひんやりしていておとなしい性格でした。また、ケースに入った白蛇に手をかざすとピリピリとした感覚があります。電気風呂の電気を弱くしたような感じで、「波動が出ている」という説明でした。空気中でガラスケース越しにこういった感覚があるのは不思議で、感じる人と感じない人がいるようですが、私たちは全員感じました。科学的な説明はできませんが、体験として記憶に残りました。

金運上昇・商売繁盛・家内安全などのご利益があるとのことで、御朱印もいただけます。

滞在時間:20分

わいた温泉豊礼の湯

豊礼の湯の家族風呂から望む九重連山と紅葉の景色

住所:熊本県阿蘇郡小国町西里2917
営業時間:露天大浴場・家族風呂(檜露天風呂)8:00〜19:00 / 家族風呂(岩露天・岩内風呂)24時間
入浴料:露天大浴場 600円 / 家族風呂(檜露天風呂)2,000円/1時間 / 家族風呂(岩露天風呂)1,500円/1時間 / 家族風呂(岩内風呂)1,000円/1時間
駐車場:無料(車中泊専用駐車場あり・平日無料・繁忙期2,000円・限定20台・15時受付)
標高:約700m

白蛇参拝所から約40分、16時15分に到着しました。熊本県阿蘇郡小国町の山間にある温泉で、露天風呂からの眺めで知られています。

今回は2グループに分かれて入浴しました。私は露天大浴場(600円)、残り3人は家族風呂の檜露天風呂(2,000円)を利用しました。家族風呂は事前予約不可で、現地で空き状況を確認する形です。露天大浴場は山々を見渡せる開放的な造りで、石鹸・シャンプーが備え付けられています。

家族風呂の檜露天風呂は、目の前に九重連山が広がります。「危険です。これより前へ出ないで下さい。」という注意書きがあるほどの開放的な造りです。お湯はナトリウム-塩化物泉で青白く、美肌・疲労回復などに効能があります。

注意点として、泉質の影響で髪がギシギシになります。シャワーも源泉のため、トリートメントやヘアオイルを持参すると安心です。家族風呂はコイン式でお湯を毎回入れ替えますが、かなりの高温なので水で温度調整が必要です。石鹸のみ設置で、シャンプーはフロントで受け取れます。タオルはフェイスタオル200円・バスタオル400円で販売しています。お風呂上がりは無料の休憩所(8:00〜18:00)が利用できます。地獄蒸しも無料で使えます。車中泊専用駐車場もあり、クルマ旅との相性は良い施設です。

滞在時間:1時間15分


道の駅小国(2泊目・車中泊)

住所:熊本県阿蘇郡小国町宮原1754-17
営業時間:1階売店 9:00〜18:00 / 駐車場・トイレ 24時間
駐車場:無料(45台)
標高:約430m

豊礼の湯から約30分、17時45分に到着しました。当初は1泊2日の予定でしたが、もう1泊することにしました。クルマ旅は予定を変えやすいので、こういう場面では助かります。

道の駅小国は、UFOを逆にしたような形のガラス張り円形建物が特徴的な施設です。外壁は鏡面仕上げになっていて、周囲の景色が映り込みます。内部は2層構造で、らせん状のスロープで1階と2階が繋がっています。

1階売店では阿蘇小国ジャージー牛乳などの地元特産品、熊本県内の土産物を販売しています。生鮮品と酒類の取り扱いはありません。食材が必要な場合は近くのスーパーやコンビニで事前購入が必要です。駐車場は平坦で24時間トイレがあり、静かな環境でした。夕食は近くのスーパーで食材を購入して車内で済ませました。


3日目:北里柴三郎記念館と昼食

8時に起床、簡単な朝食を済ませました。10時30分頃に道の駅を出発し、北里柴三郎記念館へ向かいました。


北里柴三郎記念館

住所:熊本県阿蘇郡小国町北里3199
営業時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:年末年始
入館料:大人 800円・小・中・高校生 400円・小学生未満 無料
駐車場:無料

新紙幣千円札の顔と書かれた北里柴三郎記念館の幟旗

道の駅小国から約15分、11時に到着しました。北里柴三郎は破傷風の血清療法を開発し、ペスト菌を発見した「日本の細菌学の父」として知られる医学者です。熊本県小国町出身で、2024年に新千円札の肖像に採用されています。

記念館は北里文庫と併設されていて、生涯にわたる功績・研究内容・使用していた実験器具などが展示されています。館内では破傷風菌の純粋培養成功・ペスト菌の発見・血清療法の開発といった業績が展示されています。北里研究所や慶應義塾大学医学部の創設など、後進の育成への貢献も記録されています。

記念館は2層構造の古い日本家屋で、2階の縁側からは小国の里の景色と山並みが見渡せます。

新千円札に関連した展示もありました。発行初日の2024年7月3日、日本銀行が新千円札(記番号AA000005AA)を小国町に贈呈したという内容です。記番号AA000001AAから並んだ贈呈先リストを見ると、AA000001AA貨幣博物館、AA000003AA北里研究所と並んで、AA000005AAに小国町の名前があります。

滞在時間:1時間30分


ごはん処北里バラン

住所:熊本県阿蘇郡小国町北里(北里柴三郎記念館近く)
営業時間:11:30〜15:00
駐車場:北里柴三郎記念館の駐車場を利用

北里バランのあか牛重と味噌汁・小鉢のセット

記念館から徒歩すぐ、12時30分に到着しました。記念館に隣接したごはん処で、温泉とキャンプ場も併設されています。

あか牛重を注文しました。赤い重箱にレア焼きのあか牛が並び、ねぎと胡麻がかかっています。千切りキャベツ・味噌汁・小鉢・漬物のセットで、野菜サラダとお惣菜は食べ放題です。あか牛は赤身が多くヘルシーで、適度な脂肪分があり柔らかい味わいです。北里柴三郎の顔が描かれた箸袋が使われていて、記念館を訪れた後の食事として雰囲気に合っています。

13時15分、帰路につきました。

滞在時間:45分


旅の費用まとめ(家族4人・交通費除く)

2日目(約14,000円)

項目費用
立羽田の景無料
豊後森機関庫ミュージアム(100円×3人)300円
九重夢大吊橋(大人500円×4人)2,000円
九重白蛇参拝所(500円×2+100円×2)1,200円
わいた温泉豊礼の湯(露天大浴場600円×1+檜露天風呂2,000円)2,600円
食事・軽食約7,000円
飲み物・おやつ約1,200円
宿泊(道の駅小国・車中泊)無料
合計約14,000円

3日目(約12,000円)

項目費用
北里柴三郎記念館(大人800円×2+400円×2)2,400円
昼食・北里バラン約7,000円
朝食・飲み物・おやつ約2,900円
合計約12,000円

前編の1日目(約18,000円)と合わせた2泊3日の総費用は、家族4人・交通費除きで約44,000円でした。


ルートマップ

2日目ルート

📍 2日目ルートをGoogleマップで確認する

3日目ルート

📍 3日目ルートをGoogleマップで確認する

当初は1泊2日の予定でしたが、2泊3日になりました。九重エリアは一日ではまわりきれず、2泊目が結果として正解でした。3日目の北里柴三郎記念館は予定になかった行き先でしたが、新千円札の肖像となった偉人の生まれ故郷でその功績を知るのは、旅の記録として残しておく価値のある時間でした。

ではまた。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!