【2025年版】北海道洞爺湖町〜室蘭ドライブ5選!道の駅・歴史・温泉・車中泊を楽しむ1泊2日

幸福の鐘|室蘭市絵鞆町

北海道ドライブシリーズの記録です。今回は洞爺湖町から国道37号線を東進して室蘭市まで走るルートで、道の駅3ヶ所・歴史ミュージアム・日帰り温泉・車中泊をひとつにまとめた1泊2日です。総走行距離は約40kmほどとコンパクトにまとまっており、宿泊なしでも組めるルートです。

道の駅あぷた|噴火湾を見下ろす番屋スタイルの道の駅

最初に立ち寄ったのは洞爺湖町入江にある道の駅あぷたです。国道37号沿いの小高い丘の上にあり、眼下に虻田漁港と内浦湾(噴火湾)が広がります。漁師の番屋をイメージしたレトロな外観が目印で、晴れていれば駒ヶ岳も見えます。

テラス席のあるレストランでは名物のウニ丼(一折付)のほか、ほたてっ子カレーなどが食べられます。売店には噴火湾産のホタテをはじめとする水産物・加工品・地元野菜が並んでおり、地元の人が朝から買いに来る活気のある道の駅です。

住所 北海道虻田郡洞爺湖町入江84-2
電話 0142-76-5501
営業時間 9:00〜18:00(4〜9月)/9:00〜17:00(10〜3月)
※レストランは11:00〜14:00
定休日 年末年始、1〜2月は毎週火曜日
駐車場 無料(普通車51台・大型3台)

だて歴史の杜・歴史文化ミュージアム|仙台藩移住の歴史と甲冑展

道の駅あぷたから約20分走ると伊達市に入ります。まず道の駅だて歴史の杜(伊達市観光物産館)に立ち寄って地元の農産物や特産品を見てから、すぐ隣のだて歴史文化ミュージアムへ向かいました。

だて歴史文化ミュージアムの外観と甲冑展のバナー

訪れた時期がちょうど端午の節句の頃で、企画展「甲冑展」が開催中でした。

だて歴史の杜の敷地全体を示す案内図の看板

だて歴史の杜は、ミュージアム・総合体育館・カルチャーセンター・市立図書館・旧三戸部家などが集まる複合公園です。シャミチセ川沿いに施設が配置されており、案内図を見るとその規模がわかります。

だて歴史の杜大手門広場に置かれた黒い兜のオブジェ

敷地の大手門広場には、黒い兜のオブジェが台座に乗って置かれています。伊達市は明治2年(1869年)、仙台藩亘理伊達家の家臣団約3,000人が北海道へ集団移住して開拓した地です。東北から海を渡ってきた人々の歴史が、こうしたモニュメントに刻まれています。

ミュージアムに入ると、エントランスに等身大ほどもある黒いカラスの彫刻が立っています。

ミュージアムエントランスに立つ大型のカラス彫刻と見学者

大きな嘴を開いたカラスで、隣に立つと大きさがわかります。1階は無料で見学できます。2階の有料フロア(大人300円)には縄文遺跡の出土品や武具などが展示されており、今回は甲冑展も開催されていました。

常設展示室3では「明治時代の有珠 ジョン・バチラーと八重子」という展示が設けられていました。ジョン・バチラーは19世紀末から20世紀にかけてアイヌ語を研究した英国人宣教師で、有珠(現在の洞爺湖町・伊達市周辺)を拠点に活動し、アイヌ語辞典の編纂や聖書翻訳に携わりました。アイヌの養女・八重子を育てたことでも知られており、この地域がさまざまな文化の交差点であったことを改めて知りました。

常設展示室3のジョン・バチラーと八重子の展示コーナー

甲冑展のフロアには、実際に手に持てる火縄銃のレプリカ体験コーナーがあります。

火縄銃レプリカと触れて体験できる展示コーナー

手に取ってみると思った以上に重く、銃身も長い。引き金を引く前に「火蓋を切る」「火ぶたを切らない」など、火縄銃を由来とする日本語の解説が添えられており、語源の展示としても面白い内容でした。

ガラスケース内に展示された武士の甲冑3体

ガラスケースには甲冑が複数展示されており、細部の造りがよく見えます。圧巻だったのが、奥州相馬氏野馬追図屏風(複製・一部)を背景に5体の甲冑が並ぶコーナーです。

野馬追図屏風前に並ぶ甲冑5体と指物旗の模型

手前にはカラフルな指物旗(さしものはた)の模型が多数展示されており、伊達家中では178種類もの指物旗があったと説明板にありました。敵味方の識別や戦場での位置を示す重要な道具だったようです。

道の駅だて歴史の杜(伊達市観光物産館)基本情報

住所 北海道伊達市松ヶ枝町34-1
電話 0142-25-5567
営業時間 9:00〜18:00
定休日 年末年始
駐車場 無料(普通車281台・大型10台)

だて歴史文化ミュージアム 基本情報

住所 北海道伊達市梅本町57-1
電話 0142-25-1056
営業時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
入館料 大人300円・小中学生200円
※1階は無料
※伊達市観光物産館にて2,000円以上購入で入館料無料(4名まで)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始
駐車場 道の駅と共用(無料)

天然温泉伊達温泉|国道37号沿いの日帰り温泉

ミュージアムから10分ほど走ったところに天然温泉伊達温泉があります。国道37号線沿いに立つ宿泊・日帰り両対応の温泉施設で、地元の方に長く利用されています。

泉質はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性高張性高温泉)です。内風呂・露天風呂・サウナ・水風呂があり、内風呂はやや熱め、露天は少し落ち着いた温度でした。日帰り入浴は大人500円で、タオル・シャンプー類は持参するかフロントで購入できます。ドライブの途中にふらりと入れる立ち寄り湯として使い勝手のよい施設です。

住所 北海道伊達市館山下町223
電話 0142-25-1919
営業時間 8:00〜23:00
日帰り入浴料 大人500円・小学生150円・幼児80円
※料金は変更の場合があるため事前確認を推奨
駐車場 無料(約80台)
備考 タオル・シャンプー等は持参。フロントでも販売あり

道の駅カナスチールみたら室蘭|白鳥大橋のたもとで車中泊

天然温泉伊達温泉から約30分走り、この日の終着地・道の駅カナスチールみたら室蘭に到着しました。2019年のリニューアル後、正式名称に「カナスチール」が加わっています。室蘭市白鳥大橋記念館を兼ねた施設です。

道の駅カナスチールみたら室蘭の入口外観

1階には売店と飲食テナント(くじら食堂・鉄ノ街珈琲・鶏ざんまい)が入っており、室蘭やきとりと室蘭カレーラーメンをセットで楽しめます。室蘭産うずらと生乳を使った「うずらんソフト」はここ限定のメニューです。入口のそばには室蘭市の見どころを紹介するパネルが立っており、地球岬・白鳥大橋夜景・イルカクジラウォッチングなどが並んでいます。

道の駅入口に設置された室蘭市観光スポット紹介パネル

2階は白鳥大橋記念館として、構想から完成まで14年かかった橋の建設過程をパネルやジオラマで紹介しています。展望ラウンジからは白鳥大橋が正面に見え、グランドピアノとキッズスペースも設置されていました。

2階展望ラウンジの白鳥大橋ジオラマと窓外に見える橋

建物の外側は「みなとオアシス室蘭」として整備された親水公園です。遊歩道が海面すれすれまで張り出しているエリアもあり、満潮時には波が足もとまで来ます。

室蘭湾沿いに続く遊歩道と風力発電の風車

隣接するエンルムマリーナには観光船やヨットが係留されています。

エンルムマリーナに係留されたクルーザーとヨット群

公園内にはプロビデンス号室蘭港来航200年記念碑があります。1796年(寛政8年)、英国のプロビデンス号がこの地に来航したことを記念した石碑です。台座の上に帆船を模した石造りのモニュメントが乗っており、写真ではわかりづらいですが実際に近くに立ってみると高さは3メートルは超えているような存在感がありました。

室蘭港沿いに立つプロビデンス号来航200年の記念碑

公園の突端には「幸福の鐘」があります。ステンレスのアーチ型フレームから銅製の鐘が吊るされており、港を正面に眺めながら鐘を鳴らす仕組みです。

幸福の鐘のモニュメントと背後に広がる室蘭港の眺め

道の駅のすぐ隣には室蘭民報みんなの水族館(市立室蘭水族館)があります。北海道最古の水族館で昭和28年(1953年)開館と歴史は長く、規模は小さいながらペンギンやトドのショーで地元に親しまれています。

室蘭民報みんなの水族館の入口ゲートと入館する来場者
みたら室蘭駐車場越しに見える観覧車と三角形のオブジェ

白鳥大橋のライトアップは日没から深夜0時まで行われています。車中泊の夜は、道の駅の駐車場から橋のライトアップを眺めるのが定番の過ごし方です。道の駅には電源設備がないため、ポータブル電源があると照明・スマホ充電・ファンなどに役立ちます。

ドライブルートマップ

実用情報

室蘭周辺観光地図の看板

ミュージアムは月曜定休のため、月曜に行程を組むと入館できません。温泉施設はタオル・シャンプー類の持参を推奨します。道の駅カナスチールみたら室蘭から約20分の地球岬展望台は、翌朝の立ち寄りスポットとして組み込みやすい距離にあります。

ではまた。

幸福の鐘|室蘭市絵鞆町

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